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2011年9月23日

2627 祖父の遺言2011年09月04日・儲け話に心を亡くさぬよう気をつけよ。 :

以前お世話になっていたご高齢の税理士さんが何だかの勲章を授与されたそうでお手紙を戴きました。お手紙によると、税金で支払うことが求められている金額の他に、出身の市町村に累計で500万円の寄付をしてその基準に到達したのだそうです。普通の暮らしをなさっている中から、長年かけてそこまでの貢献を生まれ故郷に対してなさったのでしょう。

昔は田舎の学校の先生をなさっていたそうなのですが、戦後に東京に出て税理士になられたのだそうです。”前向きの経営をして収益をあげ、沢山の税金を納められるように努め、そしてそれを払えることに喜びを感じなさい”、と無言のうちに教えて下さるような人格者です。

思えば、私が小学校、中学、高校、大学、そして卒後とお世話になった先生方にも、戦争の時代を生き抜き、その経験から、”自分勝手なことを考えていてはいけないよ。周りのみんなが幸せを感じることが大切なのだから”とご自分の生き方を通して教えて下さった方々が多く、未熟な私ですが、そのような先生方に囲まれて生きてきたのだと最近ひしひしと感じています。

そのような折、ネットの掲示板に面白い文章が載っていました。投稿は匿名ですが、
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祖父の遺言2011年09月04日

・儲け話に心を亡くさぬよう気をつけよ。

・寄ってくるものは、利得を貪らんとする不心得者のみと心得よ。

・損得ばかりを考えていると、もっと大切なことを考える知恵が足りなくなる。

・ヒトは裸で生れ、裸で死んでゆくことを常に忘れるな。

・この世のものは全て借り物である、いつかは持ち主に返すこと。
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と、いうものです。
 ネットでこれを探しましたが、九州のクリニック以外では他に同じものがないので、この文を投稿した方のお爺さんの本当の遺言なのかもしれません。ちょっといい言葉と思いました。

東日本大震災以後には、特にこのような周りの人々との心の絆を自覚することが多いのですが、医師と言う職業を通じて少しでも眼の前の人の心の支えにならなくてはならないと感じます。

しかしながら、一昨日、昨日と開業医に出来る事の限界に直面する機会も少なからずありました。今後とも、知り合いの大きな病院の先生方に無理をお願いする事も多いかと思います。ご迷惑をおかけして恐縮ですが、今後ともよろしくお願いいたします。

難しい疾患も何とか治すべく努力はいたしますが、すべてが何とかなるわけではありません。治ったのはご本人の体が自らの体力で治ってゆくものです。それ以上のものにつきましては、上位の施設にお願いするか、あるいは”引き続きこのままお相手をさせていただく”事しかできない、ということを痛感する毎日であります。

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