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2011年9月17日

2610 ネットへの耽溺がポップコーン脳を作る

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ネット漬け生活で脳が「ポップコーン化」するという記事がネットに流されていたようです。私は昨日の交流会で貰って来たアメリカンドリーム広報紙8月号に掲載された向井余史子さんのニューヨークスローライフの記事で初めて知ったのですけれど、元の記事は下に引用したようなものです。

何か話題が有ればネットを調べて、多少なりと自分にも(人にも)役に立つ記述を書きブログ上に積み重ねるということは、少しでも勉強をするということでもあって良いことなのだと独り善がりに考えていましたけれど、それも度を超すと他人との会話を楽しむことを放棄する様になり、それはもう病的な中毒状態で有るようです。

下に引用する日本語のページには何がポップコーン脳か?が書いてはありません。元の英文ページに戻ってみますと、「心配なのは、ネットを眺めるオンラインで有るということが、電子的で多くの作業に同時に関与することに伴う継続的な刺激に慣れさせてしまって、ネットを離れたオフラインの実際の社会において起こってくような遥かにゆっくりしたテンポには合わない様な脳(研究者デビッド・リービーがポップコーン脳と呼んだような脳の状体)を創ってしまうのではないかかということである。」となっていました。

人間の脳は手っ取り早く得られる快感と迅速性、予測不可能性を求める仕組みになっていて、継続的な刺激は、脳の側坐核( nucleus accumbens)と呼ばれる快感を感じる部分のドーパミン細胞を活性化させる作用があるという事のようです。

「脳でドーパミンが増えると幸福を感ずる」というストーリーはジョギング中毒の話(ジョギングが好きというのも健康ではなくて運動依存症の一種にすぎないというお話)でも聞いた気がします。

ーーー元記事の引用(リンク)ーーーー
ネット漬け生活で脳が「ポップコーン化」 専門家が警鐘
2011.06.24 Fri posted at: 12:26 JST

(CNN日本語版) メールやチャット、ツイッターやフェイスブックなど、ネットでさまざまな作業が同時進行する「マルチタスク」の刺激に慣れた脳は、ネットよりもペースの遅い現実社会に適応できなくなる恐れがあると、研究者が警鐘を鳴らしている。

ワシントン大学のデービッド・リービー教授はこの状態を「ポップコーン脳」と命名している。あるハイテク企業で講演した際のエピソードとして、娘を入浴させてほしいと妻から頼まれたにもかかわらず、必要のない携帯メールにはまって娘と過ごすはずの時間をつぶしてしまったという従業員の話を紹介した。

スタンフォード大学の社会心理学者クリフォード・ナス氏も、インターネットのマルチタスクは人間の感情の読み取り方を忘れさせてしまう可能性があると指摘する。

マルチタスクの習慣がある人は、人間の顔写真を見せられてもその感情を見極めるのが難しく、物語を読み聞かせられても登場人物の感情を言い当てにくい傾向があることが、実験で判明したという。「人間同士の交流のスキルは学習によって獲得するものであり、学習が不足している」とナス氏。

人間の脳は手っ取り早く得られる快感と迅速性、テクノロジーの予測不可能性を求める仕組みになっていると話すのは、ネット端末を手放せないトラブルを抱える人の相談に乗っているカウンセラーのヒラリー・キャッシュ氏。継続的な刺激は、脳の側坐核と呼ばれる快感を感じる部分のドーパミン細胞を活性化させる作用があるという。

インターネットを長時間使い続けると、脳の構造が物理的な変化を起こすという調査結果も最近発表された。中国の研究チームは1日10時間以上ネットを利用する大学生18人の脳をMRI(磁気共鳴画像装置)を使って調べ、利用時間が2時間未満のグループと比較したところ、脳の思考を司る灰白質が少なくなっていることが分かったと発表している。

ネットのマルチタスクから実社会へとペースを落とすのが難しいと感じている人に対し専門家は、1)ネット利用時間の記録をつける、2)ネット利用時間に上限を設ける、3)窓の外を眺める、4)「フリータイム」を設ける、5)電話をかける、6)ネット依存症にかかっていないかどうか診断を受ける――などの対策を促している。
ーー引用ここまでーー

清澤の追加コメント:関連用語にはこんなものも挙げるられています。

ポップコーン脳(ネット依存症):メールやチャット、ツイッターやフェイスブックなど、ネットでさまざまな作業が同時進行する「マルチタスク」の刺激に慣れた脳は、ネットよりもペースの遅い現実社会に適応できなくなる

関連用語

インターネット依存症(インターネットいぞんしょう)、インターネット中毒(インターネットちゅうどく): 1997年にイヴァン・ゴールドバーグによって理論づけられた障害である。賭博依存症と比較することで、DSM-IVで診断される。

ネット中毒(ネットちゅうどく)とは、インターネット(古くはパソコン通信)に接続し、チャットやBBSへの書き込み、オンラインゲーム等を長時間にわたってやり続けるなど、現実世界の生活に支障をきたすまでになってきている嗜癖状態を指す、主に俗語として使われる表現である。

睡眠不足や昼夜逆転生活。
ドライアイ・眼精疲労・視力低下や腰痛、キーボード腱鞘炎といった長時間端末を操作する事による健康的異常。

ネットゲームや会員制有料チャット等のサービス利用料金から来る、経済的圧迫(実際は家族が払っていることも多い)

特殊なコミュニティにばかり関係し、世間一般の常識が欠落する、更には自分で気付かずに非常識な言動をしている。

ネット上で解放されたと思っており、現実の状況は「本当の自分の姿」では無いという認識を抱く。

ネットコミュニティ上で賞賛されている状態を長引かせたいがために、犯罪的行為や実際の犯罪行為すら辞さなくなる、一つの法的逸脱状態。

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