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2011年9月2日

2566 「おカネの管理の妻任せは、今日からやめないか?」「という記事が有ります

「おカネの管理の妻任せは、今日からやめないか?」「という記事が有ります

米国では大きな収入を持つ男性が家計の財布を預かるのが普通のようですが、日本では、「仕事をして稼いだおカネをパートナーにすべて渡し、その中から金額を決めて渡される小遣い。残りのおカネの管理はパートナー任せ――。」という家も少なくはない。「既婚男性たちよ! おカネの管理の妻任せは、今日からやめないか?」「小遣い制」は直ちに廃止すべきだ、という記事が出ています。

私も基本的にはそう思っています。この記事にも出てくるのですが、おカネの管理で大切なことは、「支出をとにかく削ること」ではない、ということは誰にもわかることではなさそうです。どうやったら自分らの稼ぎ力を最大化できるのか、というプラス志向で考える事が実は大切なのでしょうが。

ーーーー元の記事を引用ーーーーーーー

月刊日経マネー 特選コラム「小遣い制」は直ちに廃止すべき
内藤忍の「知ってるようで知らない」おカネの話公開日時(1/2ページ) 2011/9/1 7:00記事

 毎日個人のブログを更新しているのですが、その中で最近反響が大きかったのが、「既婚男性たちよ! おカネの管理の妻任せは、今日からやめないか?」というタイトルのブログでした。これは、おカネについてのあるアンケート結果を見て書いたものです。

■小遣い制はやめよう!

 そのアンケートによると、ビジネスマン1000人の平均小遣い額は2010年で4万600円で、2009年より5000円ダウンしたということでした。

2010年サラリーマンの小遣い調査  2010年新生フィナンシャル調べ。30年以上にわたり実施されているアンケート調査。回答者は全国の男性サラリーマン1000人。

 金額が大きく減ったことにも驚きましたが、それ以上に意外だったのは、結婚しているビジネスマンの多くが、小遣いという仕組みで生活しているということでした。

 小遣いというと、私にとっては「子供が母親からもらう」といったイメージです。仕事をして稼いだおカネをパートナーにすべて渡し、その中から金額を決めて渡される小遣い。残りのおカネの管理はパートナー任せ――。おカネと真剣に向き合おうと思っている本連載の読者の家計が、もし小遣い制だとしたら、直ちに廃止した方が良いと思います。

■働く意欲を高める方法を!

 小遣い制の問題の一つは、働き手のモチベーションを高められないことです。せっかく仕事を頑張っても決まった金額しかもらえない。小遣いを増やしてもらうためには、ハードな値上げ交渉(!)をパートナーとしなければならない。これでは、収入を上げようという動機が薄れ、仕事に対するやる気がだんだんと萎えてしまいます。

 また仕事をしていると、食事や趣味以外にも色々な出費があります。仕事上のお付き合いや身だしなみ、あるいは自己啓発にもある程度のおカネをかければ、将来の収入アップにつなげられます。

 小遣い制のような、決められた金額内でやりくりするという発想ではなく、どうやったら自分の稼ぎ力を最大化できるのか、というプラス志向で夫婦で戦略を立てた方が結局は良い結果につながります。

 おカネの管理で大切なことは、「支出をとにかく削ること」ではないのです。それよりも、稼ぎ力をアップさせるための支出についても、真剣に考えた方が得策です。

■夫婦で真剣に話し合う

 といっても、おカネの管理方法をいきなり変えるのも大変です。

 色々なカップルに話を聞いてみると、多くのケースではおカネに関して夫婦で正面から向き合って話すことを避ける傾向があることが分かりました。

 そこで私が提案したいのは、まず家族でおカネについて真剣に話してみることです。

 家計のことを話し合うようになれば、家計を殖やしたり守ったりするのに必要なおカネの知識が分かるようになり、勉強しようと思うようになります。2人で得た正しい知識を夫婦でコミュニケーションしながらシェアして、おカネについて一緒に考える。そうすれば、おカネは「とにかく節約して貯(た)めこむもの」ではなく、夫婦で共に長期的に戦略を立て「メリハリをつけて上手に活用するもの」という考え方へマインドシフトできるようになります。

 おカネの管理方法を変えて2人の視点で見るようになれば、1人でできなかったことができたりします。例えば、生活費全体の見直しをしてみたり、節税の方法を考えたり、ローンの借り換えをしたり、といった具合です。

■夫婦で違って当たり前!?

 ただ、おカネに対する考え方は男女差もありますし、その人が育った環境でも大きく変わります。夫婦であっても、考え方が違って当然です。

 問題はそのような違いに目をつぶり、何となく放置してしまうこと。小遣いの金額や毎日のランチ代、飲み会費など、自分の関係するおカネのことだけを考えて後は相手任せになっていませんか? それでは、家族の中で家計全体の管理に目を光らせる人がいなくなってしまいます。家計管理をパートナー任せにすることはデメリットが多いのです。

■資産運用も合算して管理

 さらに資産に関しても、夫婦で別管理という家が増えているようですが、これも問題です。それぞれの資産で同じリスクを取っていたら夫婦で合算した場合、リスクの取り過ぎになってしまいます。

 管理は別々にしてもよいとは思いますが、最終的には合算した状態を夫婦それぞれで知っておくべきです。その方がリスク管理上安全だからです。

 おカネの習慣改善の第一歩として、まずは小遣い制の見直しをしてみる。そして、夫婦でおカネに関して話せるようになってくれば、おカネが殖えるだけではなく、夫婦円満にもつながり、一石二鳥です。

内藤忍(ないとう・しのぶ)
 最新著書は、丸の内朝大学の講座を1冊にまとめた『丸の内朝大学 内藤忍の「マネーの教科書」』。個人のブログはhttp://www.shinoby.net、ツイッターはhttp://twitter.com/Shinoby7110

[日経マネー2011年9月号の記事を基に再構成]
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コメント:大賛成

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