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2011年8月22日

2538 『八ッ場ダム  過去,現在,そして未来』 岩波書店 著者:嶋津暉之・清澤洋子

今日は叔父の法事に参加。にぎやかなことが好きで、甥姪たちにも慕われた叔父の法事には、私の従兄弟も多数集まりました。

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故人の長女の洋子さんは『八ッ場ダム  過去,現在,そして未来』という本を出して八ッ場ダム建設に反対する運動に献身的に参加しておいでです。

私自身は、地元民の過半が建設に反対でないならば、よそ者が反対することもなかろうと思っていたのですが、改めて話を聞いてみますと、寿命の来たダムの撤去さえもほとんど未経験で困難であるなど、ダムの弊害は多いということも理解できました。

民主党のマニフェストには掲げられましたが、現状では再検討の委員会の方針が出されるに当たって、すでに建設中止の結論が出されるのは大変困難になっているようです。

土木の大学を出ていたこの叔父も現地を見て、建設が無意味なことと、地盤などの立地が不適切であることを市民に解りやすく伝えることが必要だと言い残して逝ったというお話でした。

ーーーー著書の概要ーーーー
『八ッ場ダム  過去,現在,そして未来』 岩波書店 著者:嶋津暉之・清澤洋子

八ッ場あしたの会会員の共著による八ッ場ダム問題の本です。
2011年1月26日刊行

【目 次】
第一章 第1章 八ッ場ダム問題とは何なのか

第2章 八ッ場ダム計画の歴史
1 ダム構想の発端
2 再浮上したダム計画
3 国策の推進 -反対派町長誕生へ
4 歪められた公共性 -生活再建案の作成へ
5 生活再建事業が抱える矛盾
6 消えることのないダムへの疑問
7 脱ダムの時代と迷走するダム計画

第3章 首都圏の住民にとっての八ッ場ダム計画
1 八ッ場ダムの必要性を検証する―利水面からの検証
2 八ッ場ダムの必要性を検証する―治水面からの検証
3 ダム事業を推進するための基本高水流量
4 八ッ場ダムをめぐる虚構と真実
5 八ッ場ダムがもたらすもの

第4章 八ッ場ダム問題のこれからを考える
1 八ッ場ダム予定地の現状
2 政治の場での八ッ場ダム見直しへ
3 八ッ場ダムを中止させるまでの法的手続き
4 ダム湖観光に将来はあるのか?
5 ダム中止後の生活再建
6 政治と私たちに求められていること

【著者プロフィール】

嶋津暉之(しまず・てるゆき)
1943年生まれ。八ッ場あしたの会運営委員、「水源開発問題全国連絡会」共同代表、「八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会」代表。各地のダム問題について技術的な解析を行っている。1972年東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得満期退学。2004年3月まで東京都環境科学研究所勤務。著書に『水問題原論』(北斗出版)、『やさしい地下水の話』(共著、北斗出版)、『首都圏の水が危ない』『八ッ場ダムは止まるか』(以上共著、岩波ブックレット)ほか

清澤(渡辺)洋子(きよさわ・わたなべ・ようこ)
1957年生まれ。八ッ場あしたの会事務局長。1980年東京外国語大学卒業 出版社勤務を経て2002年~ 八ッ場ダムを考える会事務局、2007年~ 八ッ場あしたの会事務局を務める。『八ッ場ダムは止まるか』『首都圏の水が危ない』(岩波ブックレット)編集、『川辺の民主主義』(共著、ロシナンテ社)

定価:2,310円
ーーー引用終了ーー

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