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2011年8月21日

2537 大英博物館 古代ギリシャ展 至宝「円盤投げ」の首は逆なのだそうです。

夏休みも終わりが近づき、芸術の秋がやってきます。高円寺駅のホームにも大英博物館 古代ギリシャ展の看板が出ていました。思えば、「空海と密教美術展」、「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」と見ておきたい美術展が続いています。

どうも六本木の新国立美術館まで足を延ばすのは面倒で、上野か丸の内までにしておきたいというのが本音です。

さて、【美の扉】大英博物館 古代ギリシャ展 至宝「円盤投げ」など130点 という記事の概要をご紹介いたしましょう。 2011.8.21 07:38
円盤投げ 大英博物館

鍛えられバランスのとれた肉体が美しい「円盤投げ」(大理石、高さ169センチ)=2世紀、原作は紀元前450~440年頃。会場内にあるのは人間を題材にした大理石などの彫刻群。

 「古代ギリシャの人々は、神と人間を同一視した。彫刻で神々を人間らしく表現し、人間を神々のように表現したのです」(青柳正規・国立西洋美術館館長)。

大英博物館の至宝「円盤投げ」。オリジナル作品は紀元前5世紀半ばに活躍した彫刻家、ミュロンの作。ブロンズで作ったとされるが、すでに失われてしまった。今回、展示されている作品は2世紀、ローマ時代に大理石で複製されたもの。円盤を持った右手を大きく後ろに振り上げ、まさに投げようとする一瞬をとらえている。

ミュロン作の「円盤投げ」像ローマ

 興味深いエピソード。見た目には、完璧な円盤投げのフォームに映るが、実際には違うのだという。本当は、顔が後ろに向けられていないとおかしい」と、青柳館長が明かしてくれた。
実は、18世紀に修復された際、現在の角度で取り付けられてしまったという。ローマ国立博物館所蔵の作品が、オリジナルと同じフォルムとされ、顔が後ろを向いている。

 「ローマ人は征服したギリシャから美術品を持ち帰った。しかし、人気作は手に入れるのが難しい。そのためコピーが作られた。貴族や金持ちのコレクターがこぞって注文し、中庭に置いて見せびらかせていたわけです」。(青柳館長)

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 なめらかな曲線が美しい「アフロディテ像」(プラクシテレスの作で、ギリシャ史上初めての女性裸体像)は、ギリシャ神話の愛と美の女神を題材にした大理石の彫刻だ。沐浴(もくよく)のために裸になった姿を表現。豊満な肉体が何ともエロチックな雰囲気を醸し出している。::この作品の話題はまた見てきたときにでも。
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清澤のコメント
究極の目の保養。眼に関係ありそうな話題でしたが、記事の中には”眼”も”目”も現れませんでした。昔は留学とか学会とか海外が好きでしたが、最近は海外に出ることもなくなりました。務めて本物に触れ、子供にも本物を見せたいと思います。

元はブロンズだったが戦争などで失われて、その後に貴族や金持ちのコレクターがこぞって注文し、中庭に置いて見せびらかせていた、という説明がやけに気に入りました。庭に安物のレプリカを置く現代の人々をむやみと笑うこともないのですね。

【ガイド】「大英博物館 古代ギリシャ展-究極の身体、完全なる美」は東京・上野公園の国立西洋美術館で9月25日まで。大英博物館の古代ギリシャ・ローマコレクションから厳選した彫刻や貴金属など約130点で構成。月曜休館(9月19日は開館し、20日に休館)。午前9時半~午後5時半。一般1500円。問い合わせはハローダイヤル(電)03・5777・8600。

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