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2011年7月24日

2464 眼科診療アップデートセミナー3 モンスターペイシェント対策と眼科医療紛争の実際

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●モンスターペイシェント対策 安藤伸朗 先生
彼は自分がソノ専門家ではないがと前置きして話をされました。
モンスターペイシェントは譲るところなく自分の権利を過剰に主張する患者。これに出会うと、医師も職員もやる気をくじかれるから、診療施設にはその対策は重要課題です。院長は毅然として対応しなくてはなりません。
今後は単なる”困った患者”もモンスターペイシェントも増えていく。
マスコミの影響もありそうです。
医院と病院にはリスク管理の準備が必要です。

清澤のコメント:例の提示も妥当であったし、すべてごもっともなお話でした。

●眼科医療紛争の実際 野中隆久 先生
松本市の幅上に有った野中先生の息子さんでしょう。裁判所のデータを供覧。
他の損害賠償が90%原告のいい分が一部なりとも通るのに対して、医療訴訟では以外にも医療機関が強く、認容率は20%であって、50%から減少してきた。医師1000人に対し眼科は2,3人が民事裁判に引き出された。白内障と硝子体の手術に関するものが多い。
毎年のようにあるものには
1)初診時の網膜剥離見落としか?というもの:正確なカルテ記載をする

2)ステロイド緑内障が疑われるケース:漫然とステロイドを出すことの危険性と、出す場合にはチェックしたことの記載を

3)糖尿病網膜症で適切な紹介をしなかったと言われるケース:けっかを良くすることは無理な場合もあるので、紹介してほしければ大病院に紹介する旨を話して、カルテにも残すこと。

4)長期間緑内障として治療したのちに他医で緑内障ではないと言われて医療費の返還を求めるケース
:これもあり得る話だが、前の医師としてはカルテをきちんと記載して検査結果を揃えておくこと。
後の医師は安易に他の医師が治療中の患者の経過を知らないで診断間違いなどと誤解されることを言わないように。高眼圧が一度でも有ったかも知れないのだから。

清澤のコメント:インフォームドコンセントは重要ですね。医師ばかりではなく事務や検査員からの患者さんへの優しい声かけは必要だが、その言葉が患者さんのもつ前医への不満を含む場合には意識的に患者におもねった同意にならぬような職員への指導は必要であろうと感じてきました。

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本日の記載は以上です。
図は話の枕に置きましたが各演者とは無関係です。

毎年この会の後では誰かどうかが会の後で近隣に有る私の診療所を訪ねて下さいます。そこで同業者から施設の改編に関する意見を伺うのも楽しみにしています。
今日は仙台の高橋甚吉先生がおいで下さいました。仙台では新しい教授が決まったそうです。仙台の医局時代の同窓の先生方とも懐かしくお茶の時間にお話が出来ました。

来年この会で江東区においでの際はどなたでも声をおかけください。

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