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2011年7月24日

2463 眼科診療アップデートセミナー 2: コンタクト、角結膜、ぶどう膜

今年も江東区の東陽町のホテルイースト21で眼科診療アップデートセミナーが開かれました。本日は2日目です。印象記その第2部を記載します

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●コンタクトレンズの最新情報 稲葉昌丸先生
1)コンタクトレンズ素材
保湿成分入りソフトコンタクトレンズに有効性はあるが決定的ではない
シリコーンハイドロゲルレンズの割合は増えているが日本の26%はアメリカやカナダの70-80%より少ない。
最新の第3世代シリコーンハイドロゲルタイプは親水性のポリエチレングリコール鎖を付けたクーパーの製品

2)屈折のデザイン:
乱視用(香港42%、日本11%)、遠近両用(フランス27%、日本2%)とも利用は少ない

3)ケア用品:
レンズ汚れのバイオフィルムを通過できるのは過酸化水素とポピドンヨードで、演者はポピドン用―度を推薦の模様。

4)ケースの汚染
ハードの方が汚染率は高いが、事故はソフトが多い。
ケースをいったん乾燥させよ。

5)ハードの方が感染は少ない
その理由は豊富な涙液交換

6)正しいコンタクトレンズ処方のあり方
コンタクトレンズの処方時にリスク説明と同意取得が必要である。
コンタクトレンズ患者の眼科医離れが必要

清澤のコメント:当医院での処方は2週間物はシリコーンハイドロゲルですが、一日物はシリコーンハイドロゲルにはなってはおりません。

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●角膜内皮移植アップデート 金沢大学 小林顕 先生
角膜内皮移植(ディーセックDSAEK)の現状
除去した内皮の裏に薄い実質のついた内皮を置く。
米国ではすでに45%
手技はドナーを作って、ブジングライドで入れる。IOLグライドで下を保護する。
フックス奈良95%で透明に仕上がる。期待視力は0,7暗いと良い
内日細胞密度は採取は低いが最終的には良い
新しい挿入具の数々
DMEKは内皮とデスメ膜だけを移植するが、最高視力のでは早い

清澤のコメント:最近の水泡状角膜症にはこの方法が良いようです。アルゴンレーザーでの虹彩切開による内皮減少、白内障術後の内皮減少、その他

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●角結膜の腫瘍 木下茂 先生

1)角膜のデスプラジアと上皮内扁平上皮癌を合わせてCIN(conjunctival intraepitherial neoplasia)と呼ぶ
見た印象は以前の乳頭腫(ヘルペスパピローマウイルスが関与するとされるが、、)
術後には1%5-FU点眼が有効

2)リンパ増殖性疾患
悪性リンパ腫と反応性リンパ過形成のお話

3)結膜悪性黒色腫:死亡率は5年で7%程度とそんなに悪くはない。

4)輪部デルモイド:切除は小学校入学頃に、切っても視力は変わらない。乱視を矯正し早くに弱視治療を行え。

清澤の感想:ごもっともな話でテーマがいろいろ。デルモイドの切除は乱視対策ではないそうでした。

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その3に続きます
図は話の枕に置きましたが演者とは無関係です。

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