お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2011年7月24日

2464 眼科診療アップデートセミナー2011 1a頸動脈ドップラー、眼窩腫瘍

超音波画像、眼窩腫瘍

carotid-duplex(図の出典:http://health.allrefer.com/health/carotid-duplex-carotid-duplex.html)

●1、画像診断のコツ 眼循環障害と超音波検査  西川憲清 先生

眼動脈ドップラーの適応症例は:眼動脈狭窄と内頸動脈閉塞
頸動脈狭窄を疑わせる一過性黒内障 (脳梗塞の前触れ)
眼低血圧測定も有効
頸動脈エコー検査:網膜白斑は糖尿病の前増殖性変化と言うよりも頸動脈プラークと関連す。
頸動脈の大きな栓子は脳梗塞を、小さな栓子は軟性白斑や網膜動脈閉塞を起こす。

清澤の感想:頸動脈ドップラーは、従来大学病院の血管外科に頼むことが多かったが、どこに頼むのが最も有効か考えておこう。当院では一過性黒内障等の場合にMRIにはMRAを併用して血管も見るようにしてきたが、MRAにはドップラーに代わり得る効果はあるだろうか?これも確認しておこう。

●2、眼腫瘍の診断と治療 後藤浩 先生
slide17(lymphangioma図の出典http://www.osnsupersite.com/view.aspx?rid=29816)

多い11疾患で7割が占められ、リンパ系腫瘍は4割を占める。
眼瞼腫脹にはIgG4関連リンパ球増殖症(ミクリクツ病)もある。
画像でモールディングパターンならリンパ性腫瘍。
多房性ならリンパ管腫。
普通の癌転になら骨は融け、前立腺癌奈良骨は厚くなる。
クレーンライン手術他。涙腺腫瘍各種。
最近は放射線療法(陽子線や重粒子線照射も含む)や化学療法も知っておく

清澤の感想:豊富な症例数と各症例に対する見事な対応です。医科歯科大学や当医院からの悪性眼窩腫瘍は後藤先生にもお願いすることが多いのですが、間違いではなかったと確信してきました。

Categorised in: 未分類