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2011年7月24日

2462 眼科診療アップデートセミナー2011 印象記1:霰粒腫、涙道、頸動脈、眼窩腫瘍

今年も江東区の東陽町のホテルイースト21で眼科診療アップデートセミナーが開かれました。
本日は2日目です。印象記を記載します
(第一日目は所用あり欠席しました)
その第1部

外眼部:
imagesCAV77DU2 (出典)
●1、霰粒腫を制する!~小児の急性霰散腫を中心に~ 野田実香 先生
要するに赤い、薄い、辺縁明瞭で、自潰する傾向があれば切るべし、というお話。外に自潰させてしまうと、皮膚が融けて醜形を残す。切開創のほうがきれいであると。
3歳までなら無麻酔で、4から7歳はやむを得ず全麻、7歳以上なら局麻で。
何件も回って1年近くもどこでも切ってもらえず、かわいそうにというお話でした。
参考図書:眼形成手術カラーアトラス 
気になる単語:pyogenic granuloma

清澤の感想:ごもっともではありますが、力で抑えて切開するには抑える側に力も必要ですし、危険が無いようにしなくてはなりません。まして全身麻酔の枠を取るのは大病院でもなかなか難しいです。医院から大学にお連れして、”切らない”と教授に宣言していただいた経験もあります。

imagesCAE4Y25K(図は抗癌剤ドセタキセル)
●2、涙道診療アップデート 佐々木次壽
アップデート前:
涙が出ると言われてとりあえず涙管通水
涙管通水で普通なら涙洗麻酔でチューブを入れてみる
先天性鼻涙管閉塞と診断したらすぐブジ―
ブジ―しても治らなければ再ブジ―

アップデート後
涙が出ると言われたら問診(TS-1、ドセタキセル)、眼脂流涙の半定量化、明室診察、外販させて通水
先天性鼻涙管閉塞を色素消失で診断、生後7か月まで経過観察(急性化は除く)
小児にブジ―は繰り返さない

涙小管炎なら切開して石を取る
バンガーター氏涙管洗浄針23G(イナミ):フルート型の直針で涙小管閉塞の部位を見る

清澤の感想:抗ガン剤で涙小管に癒着が起きるのは初耳。バンガーター氏涙管洗浄針23G入手してみましょう。乳児のブジーは従来も急ぎませんでしたが、7か月まで待って良いのですね。

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以下は別時事に続く。

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