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2011年7月5日

2409 眼瞼けいれん自己診断表はそれなり○がつくのだけれど??

眩しいとか、目に違和感があるとかといった目の不定愁訴を訴えて患者さんが初診で受診されますと、まず最初に見るのは涙液の減少です。それに引き続き私は 眼瞼けいれん自己診断表に答えていただき、必要に応じてうつ病をスクリーニングするセスデー(CES-D)テストも受けて戴きます。

この中で、眼瞼けいれん自己診断表は3つ以上に(おそらくは5つか6つに)○がつくのですが、それ以上の客観的な評価がすべて正常と言う結果を示す患者さんが時々います。このような患者さんにはどう説明して何をしたらよろこんで頂けるのでしょうか?
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眼瞼けいれん自己診断
まず、その患者さんが持っている疾患が眼瞼痙攣かどうか?眼瞼痙攣だとしても原因が何か?を探るには、あらかじめ準備された型式に従った問診で調べるのがよいと考えています。

これは若倉雅登先生の発案で、点数で評価されるのが特徴です。

眼瞼けいれん自己診断(治療前用)
1) 次の項目で、自分であてはまると思われるものに○をしてもらう。
(  ) まばたきが多い。
(  ) 外に出ると、または屋内でもとてもまぶしい。
(  ) 目を開いていられない(目をつぶっていたい)
(  ) 目が乾く、しょぼしょぼする、痛いなど、いつも目の事が気になる。
(  ) 人ごみでも人や物にぶつかる、またはぶつかりそうになる。
(  ) 電柱や立木、停車中の車などにぶつかったことがある。
(  ) 太陽や風、階段の昇降が苦手で外出を控えている。
(  ) 危険を感ずるので車や自転車の運転をしなくなった。
(  ) 手を使って目を開けなければならない時がある。
(  ) 片目をつぶってしまう。

○の数が0個なら正常で、1~2個なら眼瞼痙攣の疑い、3個以上だと眼瞼痙攣の可能性が高いとする。
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というものなのです。

或る程度進行した眼瞼痙攣で有れば、通常はその次に見る軽い瞬目、強い瞬目、そして早い瞬目のいずれかがなにがしか劣化します。この3つの瞬目の点数の合計が3点以上6点くらいまでで有れば、その眼瞼痙攣(ないし片側顔面痙攣)はボトックス注射治療の良い適応と考えられます。

問題は、この若倉の質問表は3点以上で、患者さんに明らかな不都合があることは解るのだけれど、具体的な瞬目の評価が正常と出てしまう患者さんにどう対応するかということです。

いつも迷ってしまうのはこの点数がそれなり高いのに、その先の評価が悪くない患者さんにはどうしたらよいのでしょうか?です

1)そのまま様子を見ることで納得していただく、
2)ごく軽い眼瞼けいれんの可能性をお話し、納得が得られたらボトックスも行う3)??

まだ私の結論はありません。

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