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2011年6月8日

2332 加齢黄斑変性は視野中心にゆがみや欠けを生ずる目の病気です。

次に挙げる疾患を簡単に説明できますか?

CO0077
各眼疾患の疾患名までの認知率は

白内障が99.6%、(目の中の水晶体が濁り視界が曇って視力が下がる。点眼も使われるが、最終的には手術で視力を回復させる)

緑内障が98.8%、(視神経が変性して視野の欠損がゆっくりと進む疾患。失われた視野の回復は困難で、眼圧を下げる点眼薬が用いられる。)

糖尿病網膜症が74.7% (血統が高くなる糖尿病が原因で眼球内の網膜に出血が起きて視力が低下する。内科での血糖コントロールと網膜光凝固等の眼科治療を併せて行う。)です。

さて、加齢黄斑変性では44.2%と低いそうです。、

加齢黄斑変性は目の病気、中でも網膜の病気です。視野の中心部にゆがみや欠けを生じます。アムスラーチャートはその中心視野の欠けをチェックする尤も簡単で正確なテストです。この検査わすると人口の5%程度に異常が発見でき、さらなる検査の必要性が解ります。

清澤のコメント:(記事が長いので記事引用の前にコメントをします)

ノバルティスファーマ社は世界有数の製薬メーカーだが、滲出型加齢黄斑変性に有効なVEGF阻害薬である「ルセンティスR」を発売している。

それで、ノバルティス ファーマ社は、加齢黄斑変性の疾患啓発・情報提供を行うための本格的なウェブサイト「加齢黄斑ドットコム」( http://www.kareiouhan.com )を開設している。

宣伝が目的とはいえ、その啓発努力には評価すべき部分が大きい。加齢黄斑変性に興味のある患者さんは覗いて見とよいであろう。

しかし、変視を示す疾患にはこのほかにも黄斑上膜や黄斑裂孔等もあって、治療開始より前にそれらを見分けねばならない。いきなりルセンティスの眼内注射が出来る大病院を探すのではなく、まず近くの眼科医院を訪ねて、大病院での治療が必要なものかどうかを聞くのが良いのではなかろうか?。

ーーーー記事の全文の引用開始ーー
企業名 ノバルティス ファーマ(株) | ホームページ: http://www.novartis.co.jp/

ノバルティス、50代から70代の男女対象の眼疾患に関する意識調査結果を発表
全国の50代から70代の男女対象、眼疾患に関する意識調査
加齢黄斑変性、疾患名の認知度は44.2%と上昇傾向
しかし「目の病気」と理解できているのは3割未満にとどまる

アムスラーチャートでのチェックにより、実際に5.3%(174人)の方に「ゆがむ」、「欠ける」、「中心がぼやける」など加齢黄斑変性で見られる症状

 ノバルティス ファーマ株式会社(代表取締役社長:三谷宏幸)は、2011年4月から5月にかけて、全国の50代から70代の男女3,300名に対し、「加齢黄斑変性」を中心とする眼疾患に関するインターネット意識調査を実施しました。

 その結果、加齢黄斑変性という疾患名についての認知度は、2010年の調査時(40.6%)より3.6ポイント上昇し44.2%でした。一方、昨年調査時と同様に、加齢黄斑変性が「身体のどの部分の病気か」を確認したところ、「目の病気」と知っていた方は、疾患名を認知している方のうちの約6割(63.8%)、調査回答者全体では28.2%と3割に満たないことがわかりました。疾患名を知っていると回答した方でも、加齢黄斑変性を「皮膚の病気」と誤解している方(23.2%)や、「わからない」と回答する方(11.8%)もみられました。

 疾患名については昨年実施した疾患啓発キャンペーンなどで知る機会が増えた可能性がありますが、加齢黄斑変性を正しく理解されている方はいまだ少ないことから、目の病気であることはもちろん、「見たい部分がゆがむ」、「薄暗く見える」といった特徴的な症状についても、さらなる啓発によって理解を深めていただくことの重要性が示唆されました。

 また、普段の生活では気付きにくい、加齢黄斑変性における見え方の異常を自己チェックできる「アムスラーチャート」の使用経験者は22.4%であることがわかりました。一方、調査対象者全員にこのチャートで片目ずつチェックをしていただいたところ、加齢黄斑変性でよく見られる症状(見たい部分が「ゆがむ」、「欠ける」、「中心がぼやける」など)に気付いた方が5.3%(174人)いました。加齢黄斑変性の早期発見のためには、アムスラーチャートでの定期的な自己チェックや、定期的な眼科受診が大切です。

 さらに、今回の調査対象である50代以上の方は加齢黄斑変性の罹患率が高くなる年齢ですが、目に何らかの症状がなくても定期的に眼科を受診している方は9.6%と1割に満たず、過去1年間に1度も眼科を受診していない方が全体の約7割を占めることも明らかになりました。

 今回の結果を受け、日本大学医学部教授の湯澤美都子先生は、次のように述べています。「眼疾患のなかでも、加齢黄斑変性は進行が早く、深刻な視力低下を引き起こし、失明(*)に至る危険性もあるため、早期発見・早期治療が特に重要です。罹患リスクの高まる50代以上の方には、加齢黄斑変性の疾患名はもちろんのこと、この疾患が目の病気であり、どのような症状が現れるかということまできちんと理解していただくことが望まれます。また、普段からアムスラーチャートなどで片目ずつチェックをしていただき、見たい部分が「ゆがむ」、「欠ける」、「中心がぼやける」など何らかの異常に気付いた場合には、放置せずすぐに眼科医に相談することをお薦めします」

 *AMDによる失明は、光を全く感じられなくなるわけではなく、視野中心部の視力(中心視力)が失われる状態を言います。

<調査仕様>
 実施時期:2011年4月13日~5月9日
 調査手法:インターネット調査(60~70代の方では一部代理回答を含む)
 調査対象:全国の50代から70代の男女3,300名

<主な調査結果のサマリー>
□加齢黄斑変性を「目の病気」と認知していたのは、全体の3割未満
 加齢黄斑変性の疾患名の認知率は44.2%(1,460人)であった。しかしながら、疾患名を知っていると回答した方に加齢黄斑変性が身体のどの部分の病気かを尋ねたところ、「目の病気」と正しく理解していたのは1,460人中の63.8%(931人)であり、全体の28.2%であることが分かった。残りの回答では、「皮膚」に関連する病気と誤解している方が23.2%(339人/1,460人)、「わからない」11.8%(172人/1,460人)などが占めた。その他の眼疾患の疾患名までの認知率は、白内障が99.6%、緑内障が98.8%、糖尿病網膜症が74.7%と加齢黄斑変性よりも高い傾向を示した。(図1)

□アムスラーチャートのチェックで、5.3%(174人)に加齢黄斑変性に見られる症状
 加齢黄斑変性の見え方の異常について自己チェックできるアムスラーチャートについて、実際に見て使ったことがあるかどうか尋ねたところ、使用経験者は全体の22.4%であった。(図2)
 調査において、片目ずつアムスラーチャートの見え方を確認していただいたところ、5.3%(174人)に「ゆがむ」、「欠ける」、「中心がぼやける」などの加齢黄斑変性でよく見られる症状があった。(図3)

□罹患リスク高まる年代でも、定期的に眼科を受診している方は1割に満たず
 加齢黄斑変性は進行が早く、放置しておくと失明する危険性があるため、罹患率の高まる50代以上は、定期的に眼科を受診することが望ましいとされるものの、眼科受診経験がある方(2,803人)のなかで、「特に症状はないが定期的に受診している」と回答した方は9.6%と1割に満たないことが分かった。眼科受診理由については、「目に異常を感じたから(ものもらい、目の充血など)」(43.3%)、「メガネ・コンタクトをつくるため」(27.3%)といった回答が目立ち、何らかの変化に気付いてはじめて眼科を受診している傾向があることが分かった。(図4)

□過去1年間に眼科を受診したことがない方は約7割にのぼる
 今回の調査対象者の中で、過去1年間に眼科を受診したことがあるのは33.1%であった。それ以外の方は「過去1年より以前に受診したことがある」が51.9%、「これまでに一度も受診したことはない」が15.1%であり、全体の約7割の方が、過去1年間に1度も眼科を受診していない実態が明らかになった。(図4)

 ノバルティス ファーマは、2004年に加齢黄斑変性治療薬「ビスダインR」(一般名:ベルテポルフィン)を発売して以来、新聞への広告掲載や市民公開講座の開催などを通じて、加齢黄斑変性に対する疾患啓発活動を行ってきました。2009年3月より、滲出型加齢黄斑変性の国内外の臨床試験で、初めて有意な視力改善効果がみられたVEGF阻害薬である「ルセンティスR」(一般名:ラニビズマブ[遺伝子組換え])を発売しています。また、ノバルティス ファーマは、加齢黄斑変性の疾患啓発・情報提供を行うためのウェブサイト「加齢黄斑ドットコム」( http://www.kareiouhan.com )を開設しています。当サイトでは、加齢黄斑変性に対して不安をお持ちの方や、自覚症状に気付かれた方が、お住まいの地域において、加齢黄斑変性の治療が可能な施設を検索できる『眼科施設検索』の機能を設けています。また、自己チェックができる「アムスラーチャート」を入手できます。

◇加齢黄斑変性について
 加齢黄斑変性は、欧米諸国では50歳以上の失明の主な原因の一つとなっている疾患で、日本でも高齢化に伴い患者数が増加しています。加齢黄斑変性になると視野中心部の視力(中心視力)が悪化し、「文字や時計が読めない」「料理ができない」「声は聞こえるが、顔が見えない」「目的地にたどり着けない」といった著しい生活の質の低下を伴い、重篤な場合には社会的失明と呼ばれる状態を引き起こします。こうならないためにも早期発見・早期治療が大変重要です。福岡県久山町の住民を対象とした研究では、病気の進行が早く急激に視力が低下する滲出型加齢黄斑変性を有している人は50歳以上のおよそ1.3%でした(1)。このデータから、日本での滲出型加齢黄斑変性の患者数はおよそ70万人と推定されます。

◇参考資料
 1.安田 美穂:あたらしい眼科 26(1):25-30,2009.

◇ノバルティス ファーマ株式会社について
 ノバルティス ファーマ株式会社は、スイス・バーゼル市に本拠を置くヘルスケアにおける世界的リーダー、ノバルティスの医薬品部門の日本法人です。ノバルティス グループ全体の2010年の売上高は506億米ドル、研究開発費は91億米ドル(減損・償却費用を除くと81億米ドル)でした。スイス・バーゼル市に本拠を置くノバルティスは、約119,000人の社員を擁しており、世界140カ国以上で製品が販売されています。詳細はインターネットをご覧下さい。 http://www.novartis.co.jp/

以上

<添付資料>(※添付の関連資料を参照)
 図1.眼疾患の認知率(n=3,300)と加齢黄斑変性の理解(n=1,460)
 図2.アムスラーチャートの利用経験(n=3,300)
 図3.アムスラーチャートでのチェックによる加齢黄斑変性の症状発見(n=3,300)
 図4.眼科受診経験(n=3,300)とその理由(n=2,803)

● 関連リンク
ノバルティス ファーマ(株) ホームページ
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