お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2011年6月5日

2326 米国債が危うくなっているというお話がありますが。

4baea0b384e1c92a6387973d3243ffe0
米国債が危うくなっているというお話がありますが。それはそれとして、次はどうなるというのでしょうか?
ーーーーーーーー
★米国債政治デフォルトの危機(3)
あたりを参考に:

 5月16日に米国の財政赤字が法定上限に達し、追加の国債発行ができなくなって以来、米議会は上限を引き上げるべきかどうかの議論を続けている。だが、二大政党間の対立が解けず、引き上げは実施されていない。

 米財務省は、急場をしのいでいるが、そのやり方も8月2日までしか持たない。その後は米国債がデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が増す。6月末には、米連銀による米国債の買い支え事業(QE2)も終わり、下支えが失われる中での危機になる。

 世界の全債券の頂点に立つ米国債が不履行に陥ると、金融システムの大黒柱である債券市場に大混乱を巻き起こすだろう。下院の共和党は6月1日、わざわざ否決する目的で、赤字上限を引き上げる法案を出して票決し、否決する政治ショーを展開した。

 米国の債券格付け機関ムーディーズは6月2日に「米国債が短期的にデフォルトする可能性が増している」「デフォルトが起こり、その悪影響が大きいと判断されたら、米国債を格下げする」という方針を発表した。

 債券の価値は格付けで決まるので、格下げは重大だ。ムーディーズが、米国債の格下げを検討し始める期日として、米財務省が指定した期限である8月2日でなく、その2週間前の7月中旬を指定した点が大事だ。

▼7月に混乱が加速する?

 今から7月中旬まで1カ月半の時間があるが、本気の議論できる期間は6月13日からの2週間だけだ。その間に2大政党間で話が妥結しなければ、米国債デフォルトの可能性が一気に強まり、ムーディーズは米国債の格下げを検討し始める。

 米国の財政赤字はGDPと大体同額だ。GDPの2倍の赤字がある日本よりずっと少ない。しかし、米政府の赤字の半分は、海外の投資家に買ってもらっている。国債を買ってもらえなくなって破綻する確率は、日本より米国の方が高い。

CNBCは「米経済指標が、崖から落ちるように悪化している」と書いている。こうした米国の状況と、日本の政界で起きている「菅おろし」は、タイミング的に合致するところがある。

【2011年5月26日】米国債は、現在のリスクを示す利回りが低いのだが、将来のリスクを示すCDSの価格が5月17日から急上昇し、6営業日の間に価格が3倍になった。米国債のCDSが急上昇し始めたのは、米国の財政赤字が法定上限に達した日の翌日だ。

★音声訳
http://www.voice-news.net/
ーーーーーーーーーーーー
清澤のコメント:

クレジット・デフォルト・スワップ (Credit default swap) クレジットデリバティブの一種で、債権自体を移転することなく信用リスクのみを移転する取引である。最も取引が盛んなクレジットデリバティブのひとつ。

さてその先はどうなると言いたいのか?というところではあるのですが。極シンプルに考えればすぐその先は激しいインフレなのでしょうか?

この元記事の著者、田中宙(たなか さかい)氏によると、管直人首相が自民党の前政権や国家官僚の望む米国追従路線を踏襲しようとしているのに対して、小沢一郎氏は米国を頼むに足らずと考えて日本の未来を米国と中国との間の等距離に描こうとしている。

この行く先の見通しの違いは、世界がいままでのように米国中心で行くことが出来ると考えるか、あるいは世界は米国中心から多極化への歩みをたどると考えるかの違いだから、その見通しの差を措いてみんなで手をつないで復興を始めようというわけにはいかないのだ、といいます。それが、”こうした米国の状況と、日本の政界で起きている「菅おろし」は、タイミング的に合致するところがある”ということの意味です。

皆さんはどうお考えでしょうか?

Categorised in: 未分類