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2011年5月23日

2284 イランで「目に硫酸」の報復刑延期だそうです

無題
報復を旨とするのはハムラピ法典でしたか?
宗教が政治を支配するとこんな馬鹿げた判決も出るという見本のようなお話でしょうか。

同じ量と濃度の硫酸を目に浴びてもその直後の処置によっては全く違った結果になることでしょう。

このような事件の場合には、加害者の家族が金銭であがなうことができれば、無体な刑は執行されないことも多いようですが、一部の記事によれば加害者の家族は貧しくて賠償金を払う資産がないだろうと被害者代理人が述べたと書いてあります。

まずは眼科医の立場としてはは執行延期で良かった。

ーーーー出典ーーーーー
無題
イランで「目に硫酸」の報復刑延期 ふられた腹いせに女性に硫酸の男 国際的非難考慮か
2011.5.15 23:25

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テヘランの自宅に入る、顔に硫酸をかけられ失明した女性=2010年8月(ロイター=共同)
 イラン学生通信によると、同国司法当局は14日、女性の顔に硫酸をかけて失明させたとして、目に硫酸をかける刑が確定していた男性(30)への刑執行を延期した。「目には目を」として知られるイスラム法(シャリア)の同害報復刑で、延期は国際人権団体などからの非難を考慮した可能性がある。

 男性は2004年、プロポーズを断られた腹いせに女性の顔に硫酸をかけた。テヘランの刑事裁判所は08年12月、同害報復法を適用、女性が男性の目に硫酸をたらして失明させる判決を言い渡した。

 14日にテヘランの司法病院で刑が執行される予定だったが、突然延期された。新たな執行日は未定。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが13日、「非人道的」として刑の執行中止を求めるなど国際社会の非難が高まっていた。

 同害報復刑はイランでたびたび言い渡されるが、賠償金に変えられるケースも多い。(共同)
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清澤の戯言:

目には目を、歯には歯を:
相手の仕打ちに対して、同様の仕打ちで対抗すること。
〔ハンムラピ法典にある言葉。旧約聖書の出エジプト記二一章などにあり、イエスが「山上の説教」でそれを否定したことで知られる〕

バビロン第一王朝
紀元前1900年頃アムル人がバビロンを中心として建てた王国。ハンムラピの時に最盛期に達し、その後ヒッタイトの侵入を受け衰退。古バビロニア王国。

角膜化学火傷:酸よりは、セメントや石灰などのアルカリが危険とされる。酸は表面に蛋白の凝固した膜を作って深くはいらないが、アルカリは角膜を溶かして浸潤してしまい、最終的には上皮が失われて瞼球癒着を起こすから。と、言うのが眼科医の常識。とっさの場合には、病院に運ぶよりもその場で流水を使って十二分に洗い落とすことが重要です。

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