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2011年5月19日

2,269 医科歯科大学の神経眼科外来の近況です

今日は2週間ぶりの医科歯科大学での神経眼科外来で、少し患者さんも多く忙しい外来でした。

本日も江本先生を中心に、実質的で堅実な診療を行い、約20人の患者さんに対応しました。T先生が今月はカルテ記載係を手伝ってくれて、処方箋発行、紹介状作成や紹介状への返事書き等を手際良くこなしてくださいました。

私の医院からの、連れ込み患者さんも毎週数名はいます。その患者さんかたには予め、紹介状を持って午前中に大学病院に入っていていただき、新患担当医師の予診を済ませてから診断医に必要な指示を出していただいた後に、私が参加している午後1時からの神経眼科外来に診療を引き継ぎます。(他の診療施設からのご紹介も、予約内sで結構ですのでこの午前の時間帯でまずご受診ください。)

プリズム眼鏡の処方は、私の診療所からこの神経眼科外来にお願いするものの中でも最も多い種目です。
1)後天性の斜視で数か月たっても完治しない場合、それに
2)先天性眼振で顔を横にそむけて見る癖があるような場合に,
眼鏡にプリズム成分を入れて処方してやると、正面や読書の位置での視機能を改善できる場合があります。

しかし、その眼鏡処方には1時間以上の膨大な時間と手間がかかるので、忙しい診療所の外来の中では対応が難しいのです。この不採算ではあるが重要な作業を私は医科歯科大学のORTさん方にお願いしているのです。最近亡くなった山下牧子ORTは、この治療に力を入れていてくださり、その技術は今に引き継がれています。

従来は、医科歯科大学の神経眼科外来の枠の中で、検査予定ノートを作り各種の検査をORTさんにお願いしていましたが、最近は患者さんも増えて見え、またついつい検査も2時過ぎに集中してしまいましたので、外来医長とも相談して視野や特殊眼鏡処方は別枠で時間調整する予約枠を予約コンピュータ上に作りました。

この結果、従来は診察する医師が検査の終了を待っている状態でしたが、最近は検査の方の流れが速く、むしろ江本と清澤の診察を患者さんが待つ方向になっています。

この外来は、江本先生が中心になって進めて下さっていて、私はMRIの予約を入れたり、患者さんに補足的な説明をして送り出したりと言った作業を中心にしています。

このところは、診療が一通り終わる4時半ごろに視野検査などをしてくれるORTさんを加えて、その日の症例カルテをめくって、測定してもらった視野にどんな意味があるのかなどを簡便におさらいするミーティングも始めました。

こうして医師側からの情報をパラメディカルに還元すると、次回からの視野測定なども目的や期待される視野などが理解して測定できますから、診療内容の向上が図れそうです。

そんなわけで、従来から細々と続けている医科歯科大学の神経眼科外来ですが、4月からは少し雰囲気を改めて順調に始動しています。急に膨張しますと内容が薄まりかねませんので、しばらくは現在の状況の中で間口は広げないで細々と続けてゆきたいと考えております。よろしくお引き立てください。

追伸:今日の患者さんの中に、このブログを読んでいてくださるというご婦人がおいでになりました。御礼申し上げます。

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