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2011年5月14日

2261 障がい者のことを「チャレンジド」と呼ぶのだそうです

チャレンジド1
NHKの盲目の中学校教師のドラマです。今晩と来週の土曜日にその続編が放映されています。目に関係したドラマでしたのでこの話題も採録しておきましょう。

制作統括のケイファクトリー千葉行利さんの記事を見ますと
”アメリカでは障がい者のことを「チャレンジド」と呼びます。神様からチャレンジする使命を与えられた者という意味だそうです。このドラマは、正にその使命を与えられた主人公(佐々木蔵之介)が、人生にチャレンジしていく物語です。”

ということで、”「ハンディキャップは個性ではなく、新しい力」、すべてのスタッフがそう信じて創り上げた、土曜ドラマ「チャレンジド」。すべての視聴者の「心」にお届けします。”と述べていました。

医龍3
チャレンジドのあらすじ

全盲となった教師がさまざまな困難を乗り越えて教壇に復帰し、生徒たちに人を愛することの大切さを教えようと奮闘する姿を描く。

啓一郎(佐々木蔵之介)は、教育に情熱を燃やす中学教師。しかし網膜色素変性症という難病で失明し、教師を辞めなければならなくなる。自身の運命に落胆した啓一郎だったが、妻の幸江(富田靖子)の勧めでリハビリセンターに入り、点字や白杖(はくじょう)、音声パソコンの使い方などの訓練に励む。

やがて全国に視覚障害を乗り越え教壇に立つ教師がいることを知った啓一郎は、東京都内の教育委員会に採用してほしいと頼み込むが、ことごとく断られてしまう。そんな中、幸江の中学校時代の担任で今は静岡県で校長を務める花村(西郷輝彦)が啓一郎の採用を決める。

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清澤のコメント:

主人公を務める佐々木蔵之介さんは、医龍でも心やさしい内科医の役を好演している俳優です(上の図)。

網膜色素変性症という設定だったのですね。この疾患、網膜色素変性症ではまず暗い所でものが見難くなり(夜盲)ます。症状としては求心性に視野が狭くなってゆき、視力の低下はその最後に起きる症状です。

何人かの患者さんの診療をさせていただいていますが、今日の場面のような平均台のある場所が分からず、読書機を使っても文字が読めないというほどに視力が弱い患者さんは実際には稀です。

ある時点まで視力があり見えていて、途中から視力を失う人を中途視覚障害者と呼びますが、日本においては緑内障、糖尿病網膜症、網膜色素変性症が中途視覚障害の三大原因と呼ばれています。そのほかに網膜剥離、ぶどう膜炎、白内障などもあります。近年では加齢黄斑変性の割合が増えています。

番組には盲導犬も出ていて、制作協力には日本盲導犬協会も名前が出ていました。
清澤眼科医院にもこの盲導犬協会への募金箱が常設してあります。

視力に障がいを持ちながら教師を務め、あるいは目指そうとする方々にはエールをお送りしたいと思います。

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