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2011年5月5日

2236 一部ではウサマ・ビンラディン殺害を批判する声も:という記事が見られます。

d0123476_73215米国特殊部隊がウサマ・ビンラディンを殺害したことに対し、米国内では圧倒的な支持が表明される半面、パキスタンの主権も侵害していますし、裁判での死刑判決も下されたわけではない人物殺害の行為に対して、国連の人権委員会やドイツの元首相等から疑問も呈されています。現地でも反米デモも起きているとの報道も見られます。

–記事引用—–

 [アボタバード/ワシントン 4日 ロイター] 米海軍特殊部隊がアルカイダの指導者、ウサマ・ビンラディン容疑者を殺害したことに対し、キャメロン英首相やメルケル独首相など世界の指導者の多くが支持を表明した一方で、欧州の一部では今回の作戦を批判する声も上がっている。

 元西ドイツ首相のヘルムート・シュミット氏はドイツのテレビ局の取材で、「国際法に違反していることは明らかだ」と強調。また、ビンラディン容疑者の殺害は、反体制活動が拡大しているアラブ諸国で深刻な影響を及ぼす可能性があるとの見方を示した。

 ロンドンを拠点とする人権派弁護士のジェフリー・ロバートソン氏も、殺害は「冷血な暗殺行為であったことも考えられる」とし、ビンラディン容疑者が「殉教者」として崇拝される可能性もあると指摘。オーストラリア放送協会(ABC)の取材に対し、「正義とは、(容疑者を)裁判にかけ、証拠に基づき判決を下すことだ」と述べた。

 ホルダー米司法長官は3日、ビンラディン容疑者の殺害作戦は法律に反していないとの見解を示している。
ーーー引用終了ーーーーー

また、時事どっとコムには 
ーーーー記事引用ーーーー
米軍、生け捕り後に「処刑」?=ビンラディン容疑者の娘が証言-パキスタン紙
 パキスタン紙ニューズ(電子版)は5日までに同国治安当局者の話として、北部アボタバードの隠れ家で米軍の急襲を受けた国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者は、いったんは生きて拘束されたものの、その後殺害されたと同容疑者の12歳の娘が証言していると報じた。
ーー引用終了ーーーー 

 という記事もあります。これですとペルーの日本大使館占拠事件平定の後、ゲリラを裁判せずに処分したというのと同じですね。グアンタナモ基地にゲリラ容疑者を裁判なしで捕まえているのも同じ構図か?と感じられます。

清澤のコメント:

私の感想としては切れ味のよいものではありませんが。
現在までウサマ・ビンラディンが反米テロ組織の中で無視できない影響力を持ち続けていたとは信じられません。その殺害は、テロとの戦争と言い募り親米側に残っているイスラム諸国に対して、国際法に違反してまで暴力的な攻撃を加えなくては現状が維持できないというところまで、米国の影響力が相対的に低下していることをはしなくも露呈したという事象なのかもしれません。

自由主義諸国に対するテロ活動が、一過性にしろ活発化する可能性は少なくはなく、各自がそれに出会わない様な注意を払う必要が西欧諸国ではもちろん、日本国内でも有るのかもしれません。

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