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2011年5月3日

2231 焼き肉店社長の会見での瞬目頻度は?

先に、大腸菌のお話と大腸菌による全身と眼の感染症のお話(リンク)を記載しましたが、焼き肉店社長のとんでもない会見に世の注目は行ってしまったようです。

今まで努力して、焼き肉店の規模を拡大することに成功してきたのに、この事故で躓くのか?という思いなのでしょうが、この会見はどうもしっくりしません。

この事故の深因に、”行け行けどんどん”という経営方針があったとすれば、要注意です。(この社長の事故前のインタビュー記事にリンク

 この社長の会見時の映像に瞬きがやけに多いという指摘をしている人が随分いました。眼科には我々を含めて、瞬きの回数を大真面目に研究している人がいて、wikipediaにはまばたきの回数は男性が20回、女性が15回程度と記載されています。

また瞬きには3つの種類があり、普段我々が無意識におこなう周期性まばたきと、目に光が差し込んだときにおこなう反射性まばたき、そして意識的におこなう(ウインクのような)随意的まばたきがあると記載されています。

All about健康を見ますと:中嶋 泰憲 さんは(その記事にリンク

自発的に起きる、まばたきの回数には、脳内のドーパミンの活動が反映されている事を引用しています。

猿での動物実験でも人間でも、ドーパミンの活動が活発になると、瞬きの回数は増加し、反対に、活動が不活発になると、瞬きの回数は減少します。

病気の中には、ドーパミンの活動が発症に関与しているものが幾つかあります。ドーパミンの活動が活発になっているものには、トゥレット症候群(以前記載したトゥレット症候群の解説)や統合失調症があり、これらの病気では、まばたきの回数の増加があります。

ドーパミンの活動が不活発になる病気としては、パーキンソン病(以前記載したパーキンソン病の眼の症状にリンク)が代表的で、まばたきの回数が少なくなる事がよく知られています。

関連記事:2006年08月30日
148, 脳におけるまばたきの仕組み(瞬目の脳内機構)⇒リンク

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