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2011年4月22日

2208 横浜市立大学では医学部長の解任という異常事態が?

無題
横浜市立大学では、理事長による評議員会の議決を経ない医学部長の解任という信じられない事態が起きている模様です。(記事1)

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また、この黒岩医学部長は全国医学部長病院長会議の議長を勤めていることからこの会の有力な有志(東京慈恵会医科大学病院長の森山寛、北里大学名誉教授の吉村博邦、岩手医科大学学長の小川彰、相談役の国立がん研究センター理事長・嘉山孝正、広報委員会委員長の東京慈恵会医科大学教授・福島統)が、大学のガバナンスが機能していないことに対して、強い懸念を抱いているとしてこの罷免への反対を表明しています。

黒岩先生は、温厚で真摯な神経内科医として多くの神経科学者に慕われている方でもあり、この事態を理解に苦しむという人は多い模様です。

私にも黒岩義之先生は親切で生真面目な先生という印象が深く、高橋剛夫先生と黒岩義之先生が1995年に編集された視覚と脳波の臨床という本(vision and clinicak EEG、新興医学出版社)でポジトロン断層法の視覚機能検査への応用という一章を担当させていただいたのが昨日のことのように思い出されます。

私も、このことの推移には注目しています。

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記事1:
「横浜市大:解任通知受け医学部長、地位保全申し立て /神奈川」

横浜市大(横浜市金沢区)から医学部長職の解任通知を受けたのは違法として、黒岩義之同大医学部長(64)が横浜地裁に地位保全の仮処分を申し立てた。申し立ては12日付。

黒岩医学部長の代理人によると、昨年12月6日に東京都内であった食事会で「次期理事長を画策した」として、大学側から今月8日、医学部長の自宅に解任通知書が郵送された。

黒岩医学部長側は「解任理由は事実無根である上に、解任手続きや理由も違法であり社会的相当性を欠いている」と主張。横浜市大側は「5月1日付の人事異動に伴い、医学部長に対して解任を通知しましたが、それ以上のことは申し上げられない」とコメントしている。
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記事2:
横浜市大医学部長解任「人事裁量権の逸脱」-全国医学部長病院長会議が声明

2011年04月22日12時51分

 全国医学部長病院長会議会長を務める黒岩義之・横浜市立大医学部長に対し、同大が任期途中で医学部長解任を通知したことについて、同会議の森山寛副会長(東京慈恵会医科大附属病院長)らは、「人事裁量権を著しく逸脱した介入だ」と批判する声明を発表した。

 4月21日の同会議の定例記者会見で、森山副会長ら執行部の「有志一同」として示した。声明では、医学部長の解任が「しかるべき審議会による審議を経ることなく決定されている」ことに対し、「大学経営者による人事裁量権を著しく逸脱した介入」「大学のガバナンスが機能していない」と指摘。日本の医療や医学教育、研究の質を守るため、「医学部の自治は大学経営とは一線を画し、最大限に尊重されるべき」と訴え、解任の根拠を具体的に明示するとともに、透明性の高い審議の実現と医学部の自治強化を要望している。

 大学は4月30日付の解任を通知しているが、黒岩氏は「通知は無効」として、地位保全を求める仮処分を横浜地裁に申し立てている。同会議は、「5月20日の総会まで、粛々と会長を務めていただく」とすると同時に、裁判所の判断を見守る姿勢を示した。
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