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2011年4月6日

2167 今回の原発事故、実はプルトニウムが問題だったのか?

2167 今回の原発事故、実はプルトニウムが問題だったのか?
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使用済みの核燃料を再度精製してそれに含まれるプルトニウムを核燃料として再使用できるようにしようというのがプルサーマル計画でした。それは、資源の少ない日本を救うものだと思われていたのですけれど、いざ発電所が壊れてみたら、それはとてつもなく危険なものであったというお話です。

ーーー記事の概要(出典)ーーーーーーーーーー

福島原発3号機 プルサーマル燃料-人類が作り出した最高の毒性

2011.03.19 Saturday

 福島第一原発に設置してある6つの原子炉のうち、第3号機は実はプルサーマル原子炉である。この原子炉では、ウランとプルトニウムの混合物をMOX燃料と称して、発電に利用しようとして国と東電が近年、強力に推し進めてきたプロジェクトだ。不思議なことに、NHKなどメディアでは、この事実を正しく報道していない。MOX燃料を使用済み核燃料とだけ報道しているのだ。

 たしかに、このプルトニウム239は、ウラン238の原子力発電の過程で生成される人工的な放射性物質なのだが、「京都大学原子炉実験所 小出裕章によれば、プルトニウムは、『人類が初めて作り出した放射性核種』」であり、『かつて人類が遭遇した物質のうちでも最高の毒性』を持つとされる。

その理由は、プルトニウムがアルファ(α)線を放出すること、比放射能が高いこと、体内での代謝挙動にあるとされる。」(Wikipedia)という、とてつもない厄介なものなのだ。

 ネットにはプルサーマル計画に警鐘を鳴らした記事が多い。(下記は、まさに今回の危機を予言している。)

http://hp.vector.co.jp/authors/VA018633/mna015.htm
http://www.geocities.jp/alfalfaljp/begin/began/pulthermal/top.html

 北沢防衛大臣が「最後のチャンスだから」として、第3号機に決死の覚悟でヘリから注水を試みさせた理由もここにあったのだ。

ーーー中略ーーー

 公務員の被曝許容量も急に引き上げられ、自衛隊員ほかが放水作業に従事できるようにしたことも明らかな辻褄合わせである。彼らはプルトニウム239から放出されるアルファ線という猛獣を体内に取り込み、即死の危険とともに余生をベッドの上で暮らさなければならないというリスクにさらされたのだ。

 国民に正しい情報を知らせず、逆に死の淵に追いやろうとする国の政策は北朝鮮やリビアとなんら変わりがない。しかも、NHKはじめマスメディアもこれに加担している。

 それでも、プルトニウム239によるアルファ線による被曝が「安全」と言い張るのなら、是非、双葉町に行って、現場から中継で放送して欲しい。

 この事実を知っているアメリカやフランスの方がよっぽど深刻なのだから。(アメリカ側で行っている今回の事故のMAX死亡者予測数が百万人以上となっている理由がやっとわかった。

今、3号機から水蒸気とともに飛散しているのは、セシウムなどの同位体がメインではない。史上最悪の放射性物質プルトニウムとそれが崩壊していく過程で放出されるアルファ線の「線源」なのだ。

しかも、この露出したMOXからは、何もしなくともアルファ線が放射されているというのだ。これに被曝するとひとたまりもないから、東電側が原発現地職員の全員引き揚げを懇請したのだ。また、なぜ、アメリカが避難半径を80Kmに設定しているかもわかった。

 日本政府よりも海外の関係者しか信じられないとしたら、これほど不幸なことはない。半減期の長さ、2次、3次災害を考慮すると、東北、関東は累々と屍が横たわる死の町となる可能性が大きい。

 もちろん、東京もその範囲に入る。「直ちに」症状が現れなくとも、白血病、肝臓ガン、骨髄ガン患者が多発することによって。)
http://www.j-cast.com/tv/2011/03/18090779.html?p=1

(注)「アルファ粒子(アルファりゅうし、α粒子、alpha particle)は、高い運動エネルギーを持つヘリウム4原子核である。陽子2個と中性子2個からなる。放射線の一種のアルファ線(α線、alpha ray)は、アルファ粒子の流れである。」「電離作用が強いので透過力は小さく、紙や数cmの空気層で止められる。

しかし、その電離作用の強さのため、アルファ線を出す物質を体内に取り込んだ場合の内部被曝には十分注意しなければならない。」(ウイキペディアより抜粋)
ーーーー引用終了ーーーー

清澤のコメント:
核燃料と認識されていた、プルトニウムが粉塵となって呼吸器(肺)に吸い込まれると、粒子としては重くて周りを電離させる力の強いアルファ線が長い期間にわたって放出され続けるので、最も始末が悪いという説明でした。

毒性という言葉が使われていますが、化学物質としての毒性ではなくて、生物に対する放射線源としての害のことなのですね。

ちなみにヨウ素やセシウムに比べて重い元素なので容易に遠方まで飛ぶわけではありませんが、爆発などで微粒子に付着して空気中に出るならば、数十キロ位の飛散は有り得ると言うことのようですね。

さらに、4月6日(記事を書いている今日)は、

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福島第1原発:敷地内4カ所からプルトニウム検出:ということが報じられています。

 経済産業省原子力安全・保安院は6日、(東京電力福島第1原発2号機の取水口近くのピット(立て坑)付近で5日午前に採取した海水から、法定限度の28万倍の放射性物質ヨウ素131を検出したと発表した。3日前に比べて約20分の1に減少した。)

注:実はこの部分はどちらかというとどうでも良い情報、そしてもっと本質的な悪い情報は次の部分で)

また、同原発敷地内の計4カ所で3月25日と28日に採取した土壌から、毒性の強い放射性物質のプルトニウム238、同239、同240を検出したことも明らかにした。

ということなのですね。

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