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2011年3月2日

2080 ライフラインチャートを見直そう:”50代社員の実像”という記事を見かけました、

昨日は古い付き合いのある眼科医療機器会社のIさんが所長代理になられ、技術部の方々と若い部下を連れて、4人で眼球運動の話を聞きに医院を訪ねてくださいました。そして、専門的なこともその他の雑談も楽しくお話する時間が持てました。ご来訪に感謝いたします。

そんな折、偶然ですが”50代社員の実像”という記事を見かけました。

同年代の方々には有用な記事と思いますので、その要点を抄出し、本文の出典を引用してみます。(元記事の場所
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2011年03月02日10時07分 (提供:ITmedia エンタープライズ)

 50代社員に降りかかる「キャリアショック」に直面しながらも、自分の“強み”と“生かし場所”を見出し、乗り切る過程が、50代以降の人生を自分らしく行きていく「セカンドキャリア」のスタート地点となる。

●なぜ50代は輝きを失うのか……自分らしい働きが出来なくなったと意識するとき

 40代後半からの昇進・昇格・昇給の天井感が現実性を帯び、現職の部課長ポストも50代前半・中盤には役職定年となる。そして、50代後半には勇退制度とその後の雇用延長がワンセットになって提示される。

 キャリアショックには外面的なものと内面的なものがある。外面的に役職定年制度などの適用により自分が持っていた“パワーの減少”を実感する。会社や周囲からの自分に対する期待が減少していくことに多くの50代社員が戸惑いを覚える。

 また、内面的に50代社員は”ピーク・アウト”の実感を持っている。第一線に立ちながらも「昔ほどの気力・体力がなくなってきたな、そろそろ後輩に任せる時期かな……」というOB意識が芽生えてくる。

この先自分で何がやれるのだろうか……と自問自答しながら、あらためての自分の現在の”立ち位置”を考える。

 役職定年後、元の仕事をやるにせよ、新しい仕事に就くにせよ、自分が期待する環境の中で自分らしく仕事にまい進できなくなったときに、多くの50代社員は心の張りを失い、その働き方に輝きを失う。

 会社と上手に折り合いをつけ、自律意識と貢献意欲に目覚めた行動をする日までこの輝きはもどらない。

●ライフラインチャート(注)が意味するもの……あの頃自分は輝いていた

チャートで特徴的なことは、この満足度が20代はやや低く、30代から上昇し始め、大半の方のチャートの満足度のピークが30代後半、もしくは40代半ばであること。それは現在から見ると10~15年以上前。満足度のピークは先ほどの肩書きや組織ポジションによる自己の輝き感と一致する。

多くの50代社員にとって「ピークは過去」という自己意識を持っている。経営環境が悪化し、ミドル・シニア層にシビアな成果が問われる昨今、果たしてその能力や経験の強みは現実の仕事を遂行する上で、いかほどの自信と実効性を持っているかが問われる。

 自己を上手く組織の中で生かす組織適合能力の習得と高度なヒューマンスキルの発揮が不可欠となる。不要なものを捨てて、新たな自分を生み出す。つまりキャリアカウンセリングで言う『経験代謝』が大切。

●50代に求められるキャリアチェンジ……それは新たな自分作りのスタート地点となる

 この状況を乗り切る一つのヒントが「トランジション理論」。

 (1)ステージ1=継続してきたことの終了の認識:過去続いてきたことが、ある時期を境に終わりを迎えたことを理解する

 (2)ステージ2=ニュートラルゾーン:「転機」の訪れを理解し、不安や後悔、葛藤と戦いながら、次のために自己の資源を探しながら新たなスタートを切る日がくることを確信する

 (3)ステージ3=次の始まり:あらためて自己の人生戦略を練り、活躍イメージや方向性を定め、その準備や行動に移る

 起きてしまった過去にこだわり続けるのではなく、目の前の”現実の変化”を理解し、次にどのような考えや行動を取るべきかを導く点である。役職定年など大きなキャリアチェンジは、働く意味や生き方などの価値観とも関係する。

 50代に求められることは、企業と自分との関係を再考しながら、自分が自律した人間になること。従来の「会社人間」として通用していた自分を問い直し、自立した「仕事人間」への変容を考えることである。

 キャリアショックが現実のものとなる時期を「キャリアの節目」と位置付け、今後のキャリアのあり方を明示し、50代社員が自分のキャリアを自律的に考え、選択できるようキャリアカウンセリングなどの個別支援の環境を仕組み化することが重要。

「片山 繁載(日本マンパワー)より抄出」(ITmedia エグゼクティブ)
ーーーー抄出終了ーーーーーー

清澤のコメント:
私も大学を離れての眼科開業に踏み切って5年。おかげさまで、現在の私はそれなりの充実感を感じながら日々を送らせて頂いておりますが、この記事はたしかに前の職場で迷いを感じていた頃の心理を鋭く突いていると思います。

50代が近づきましたら是非読んでみてください。励まされる所の多い記事だと思います。

注:ライフラインチャートの作成
出生から今日に到る自分の歴史を、小学校まで・中高校時代・大学時代・社会人初期(25 才位まで)・社会人中期前半(35 歳位まで)・社会人中期後半(45 歳位まで)社会人後期(現在まで)の区分に分けて(a)主な出来事(b)影響を受けた人物・書籍など(c)成功体験(d)失敗体験などを振り返る。それをトータルで眺めて、満足度を描く(ライフラインチャート)。

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