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2011年1月21日

1984 ドライアイ… 新目薬 ジクアス 涙の水分を増やす:という記事が出ています

S製薬のいつものプロパーさんが新聞の切り抜きを印刷して持ってきて見せて呉れました。それは読売新聞の医療大全にも出てますので引用してみます。

まず清澤のコメント:
先にこの記事の話の概要をまとめますと

「涙液減少型」:涙の分泌量が少ない
「蒸発亢進型」:涙の蒸発が速い
そこに新しい区分
「BUT(涙液層破壊時間)短縮型」:涙を角膜の表面にとどめるムチンの不足。これには涙の水分とムチンの分泌を促す参天製薬の点眼薬ジクアス(ジクアホソルナトリウム)が効く。というストーリーです。

涙液層破壊時間の短縮は蒸発亢進型の特徴でもあったような気もしますが。今までムチンを補うという発想の薬剤がなかったので新鮮なお話です。とにかく12月に当ブログでもすでにご紹介して当医院でも使い始めている”ジクアス”のお話です。

2010年12月17日
1899 ドライアイ治療用点眼剤「ジクアス点眼液3%」発売(この記事にリンク)

ーーーー元記事の引用ーーーーー
最新の医療ルネサンス・医療解説

[医療解説] ドライアイ… 新目薬 涙の水分を増やす
 目が頻繁に乾き、ゴロゴロするような違和感や、痛みを感じることもあるドライアイ。気温が下がって乾燥しがちな冬場は、特に注意が必要だ。(佐藤光展)

 ドライアイの診断は、目の乾きなどの自覚症状や涙の不足、角膜の傷などによって行う。涙の分泌量が少ない「涙液減少型」と、涙の蒸発が速い「蒸発亢進型」の二つのタイプに大きく分けることができる。

 涙液減少型は、女性の閉経後のホルモン分泌の変化、目や口内などが乾く病気(シェーグレン症候群)、糖尿病、近視のレーシック手術を受けた人などに起きやすい。抗コリン作用のある薬(抗ヒスタミン薬や睡眠導入薬、抗不安薬、抗うつ薬、尿失禁の薬)や緑内障の目薬を常用している人で起きることもある。

 蒸発亢進型は、長時間のパソコン作業によるまばたきの減少、エアコンによる空気の乾燥や、コンタクトレンズの使用で涙が角膜の表面に広がらないことなどが原因となる。コンタクトレンズ使用者の半数に、ドライアイの自覚症状があるとのメーカーの調査もある。

 治療には、涙に似た成分の人工涙液の目薬を用いる。目の炎症を抑える目薬を使ったり、涙の出口をシリコン製の栓などで塞ぐ治療法を行ったりすることもある。パソコンの長時間使用や薬の副作用などの原因対策も大切だ。

 これらの2タイプとは別に、涙の分泌量は正常なのに、角膜の表面から急速に失われるため乾燥を招く「BUT(涙液層破壊時間)短縮型」が最近注目されている。

 このタイプは、涙を角膜の表面にとどめるムチンという成分の働きが悪いため、角膜の表面に微細な荒れが生じ、涙がうまく広がらない。通常は目を開いたままでも涙は5秒以上広がるのに対し、目を開いた瞬間から表面にはじかれたかのように涙が急激になくなってしまう。

 目の強い痛みなどを訴える東京都内の30歳代の女性は、涙の量は正常で、角膜の傷もなかった。パソコンに向かう時間を減らしても改善しない。京都府立医大病院眼科准教授の横井則彦さんを受診し、このタイプと診断された。

 涙の水分とムチンの分泌を促す目薬「ジクアホソルナトリウム」が2010年12月に登場した。医師が処方する薬で、横井さんは「ドライアイ治療に幅広く使える。BUT短縮型にも効果が期待できる」と話す。

(2011年1月6日 読売新聞)
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ご参考になれば幸甚です。

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