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2011年1月10日

1959 日本は世界4位の海洋大国 という本が出ています

本
日本は世界4位の海洋大国 山田吉彦著

海底は「宝の隠し場所」というお話の本が丸善に有ったので買ってきました。
(講談社+α新書・838円)
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 日本の国土面積は約38万平方キロメートル。これは世界61位である。ところが排他的経済水域と領海を足した面積は447万平方キロメートル。一気に世界で6位に躍り出る。これで驚いていてはいけない。海の深さ、つまり海水の体積を比較すると世界4位にまでランクアップするのだ。

 海には海底資源、海洋資源、水産資源などさまざまな資源がある。たとえば東シナ海にはイラクの油田に匹敵する1000億バレルの原油埋蔵量が存在すると試算されている。

 近年は次世代エネルギーとして期待されるメタンハイドレートが産業界の注目を集めている。この「燃える氷」は日本近海に膨大な量が眠るとみられている。また海底にはレアメタルを含んだ鉱物が無尽蔵にある。著者曰(いわ)く、海底は「宝の隠し場所」なのだ。

 世界屈指の海洋国家でありながら、日本人の海に対する意識は決して高くはない。大間のマグロは気になっても南鳥島沖の海底鉱物に目を向けられることは稀(まれ)である。

 日本は資源に乏しい極東の小さな島国――。陰に陽に刷り込まれた認識を、もうそろそろ改める時期にきているのではないか。
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★★★★読みごたえたっぷり、お薦め

(スポーツジャーナリスト 二宮清純)

[日本経済新聞夕刊2010年11月17日付]
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この本だけではありません。昨日のニュースですけれど
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日本近海鉱物資源
日本、ロボットを活用して海底資源採掘へ

中国のレアアース輸出禁止に困惑している日本政府が、レアメタルの安定的な確保のために「海底ロボット」など先端技術総動員令を出した。

日本政府は先端機器を活用し、水中に眠っている金・銀およびレアメタルを採掘するシステムを開発することにしたと、読売新聞が7日報じた。日本はレアメタルのほぼ全量を輸入に依存している。

日本政府は今年から沖縄・小笠原・伊豆など、金・銀とレアメタルが埋蔵していると推定される海域を中心に「海底熱水鉱床」採掘試験を始める。遅くとも10年以内に商業化する方針だ。海底熱水鉱床には亜鉛や銅をはじめとする一般金属、ニッケル・カドミウム・コバルトなどレアメタル成分が多量に含まれていている。

国際海底機構(ISA)は海底熱水鉱床の価値を1トン当たり489-1360ドル(平均819ドル/トン)と推定している。特に日本周辺の海に存在し、含有量も多いため、その規模は200兆円(約2700兆ウォン)にのぼると推定されている。
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日本の経済水域
さらに
2010年11月19日13:00 カテゴリシリーズ投稿
『海洋大国としての日本(1)』 -日本は世界4位の海洋大国-というブログ記事は総説としてよくまとまっていました。登初の本と・『週刊ダイヤモンド2010.11.6号』
を資料にしたようですが。

経済的な主権が及ぶ海洋(領海+排他的経済水域(EEZ))面積では世界6位(約447万km)となっている。中国やインドの3-4倍に及ぶ海洋を支配する、贅沢な海洋大国なのだ。

■海に眠る資源

日本の海の資源をまとめると、以下の3つにまとめることができる。

(1)海底資源:海底から産出される資源
⇒海底熱水鉱床、コバルト・リッチ・クラスト、メタンハイドレード

(2)海洋資源:海水中に含まれる水産資源以外の資源
⇒ウラン、コバルト、リチウムなどのレアメタル

(3)水産資源:水産物
⇒世界三大漁場の一つ

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清澤のコメント:
海洋開発をする会社の株が急騰したり、どこかに仕掛け人がいそうな気配もないわけではありませんけれど、まともなお金の使い道がない現在の日本では、久方ぶりの朗報に見えます。

そうか日本には海があったか?というわけです。面積でも6位、水の量にすればなんと4位なのだそうです。

九州の実働プラントでは水道に使える真水が工場で海水から分離されているようですし、このような海洋開発技術と海洋資源をもってすれば、日本の将来も見えてきます。

それにしても、海底熱水鉱床の総額が200兆円に対して、年々積み上げている国債が40兆円(総額が800兆円)では、”座して食らえば山をも虚し”という格言も現実味がありますね。

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