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2010年12月20日

1907 余録:「日本人には眼病が多い」…という記事がありました。

余録(毎日新聞)に江戸時代に日本に来た西洋の医師たちはまず日本人には眼病が多いことに驚いたという記事がありました。

この記事の内容には驚くようなことは書いてはなくて、多くが銀座医院のお話なのですが、復習の意味で再録しておきます。

ーーーー記事の引用ーーーー
余録:「日本人には眼病が多い」…

 「日本人には眼病が多い」--江戸時代に日本に来た西洋の医師たちはまずそれに驚いたという。出島の医師を務めたツンベリーは「農民らはよく赤目になり、ただれ目になる。これは炭の煙や便所の蒸発気のためだ」と記している

pompe(図はポンぺ)▲幕末に来日したオランダ海軍軍医ポンペは日本は世界のどこよりも病気で失明した人が多いと述べ、漢方の治療の誤りが原因だと批判した。その一方「日本人は手術すれば治るというと、たいていの人が喜んで応じる」と眼科手術にあまり抵抗感がないのを特筆する

▲医学史書が注目する江戸期日本の眼病は遠い昔話となった。だがこと近視人口の割合は今も世界一といわれる日本だ。手術を恐れなかったご先祖譲りの性格もあってか、視力を矯正するレーシック手術にも人気が集まってきた。だがそこで集団発生した角膜感染症だ

▲東京の眼科医院でレーシック手術を受けた患者が角膜炎になった事件で、警察は元院長を業務上過失傷害容疑で逮捕した。感染は手術器具の滅菌を怠るなどのずさんな衛生管理が原因と見られ、発症者は100人を超える

▲元院長は保険のきかないレーシック手術が他院の半額以下でできると患者を勧誘していた。詰めかけた患者には約10分ほどの手術を流れ作業のように施していたという。もしも指摘されるように器具を滅菌もせずに使い回していたのなら、まるで江戸時代の話である

▲こんな事例もあるから、手術を受ける方はそのリスクについてちゃんと理解しておきたい。日本は治療の誤りが眼病をはびこらせている国だとのポンペの言葉は歴史の書庫に封じ込めておかねばならない。

毎日新聞 2010年12月8日 0時18分

ーーー引用終了ーー

別の記事ですが
ーーーー引用開始ーーーーー
2010.12.10 01:30

 銀座眼科(閉鎖、東京都中央区)で近視矯正のレーシック手術を受けた患者が集団感染した事件で、業務上過失傷害容疑で逮捕された元院長、溝口朝雄容疑者(49)が、実際には使用していなかった滅菌装置が故障したとして、業者に修理を依頼していたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁築地署捜査本部は、感染拡大を認識した溝口容疑者が発覚に備えて、「故障」を口実に、滅菌を怠った事実を隠そうとした疑いもあるとみて捜査している。

 捜査本部の調べでは、溝口容疑者は平成21年1月ごろ、高圧と蒸気で手術器具を滅菌する「オートクレーブ」の修理を業者に依頼した。しかし、装置に不具合はなかった。溝口容疑者は、20年8月ごろにはオートクレーブの使用をやめ、ずさんな衛生管理で手術を続けていたといい、修理依頼の直後に使用を再開したところ、感染症が減ったという。

 一方で、溝口容疑者は、逮捕前の警視庁の事情聴取に「滅菌装置は故障していた。別の機種に交換したところ、感染症の発生が止まった」などと、事実とは異なる説明をしていた。

 捜査関係者によると、溝口容疑者が装置の使用を中止したとされる20年8月ごろは、同院の客が増え始めた時期と重なるといい、手術数をこなそうと衛生管理を後回しにした疑いが強まっている。

 また、溝口容疑者は、角膜の表皮を切開する「マイクロケラトーム」の刃も使い回しており、手術数に比べて刃の納品数が極端に少なかったという。業者に対しては、刃の納品書の処分を求めていた。

ーーー引用終了ーーー
言語道断

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