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2010年11月27日

1848 症状が出る前の「初期療法」が、花粉症の重症化を左右します

何に対するアレルギーなのかは不明ですが、先週あたりから比較的強いアレルギー性結膜炎によるかゆみや充血を訴えて来院する患者さんが来院しています。時あたかも
「花粉症、来春増える花粉に注意を」という記事(2010年11月26日 毎日新聞社 永山悦子)が出ていました。来春のスギ・ヒノキ花粉飛散は今年の7-8倍というその要旨を紹介します。

ーーー要旨ーーーーー
来春のスギ・ヒノキ花粉飛散は関東で今年の7-8倍と多い予想。

 今年夏の猛暑で飛散量増は確実。飛散開始は例年並みかやや遅い。

 ◇発症者は増える恐れ;。飛散量が多い年は、発症者も増える。花粉症の人は過去10年で1・5倍の3割に増

 ◇黄砂刺激で症状悪化

 今年11月に黄砂が観測された。黄砂飛来日にアレルギーは悪化。黄砂中の化学物質刺激で症状が悪化する。

 ◇初期療法が重要

 「鼻アレルギー診療ガイドライン(2009年版)」の花粉症対策の大前提は「抗原(花粉)回避」。

 症状が出る前やごく軽い時期の「初期療法」が、重症化を左右。初期療法は、花粉飛散の初観測日から本格飛散が始まるまでの間の治療。花粉症患者に推奨。花粉症の炎症進行を遅らせ、重症化を抑える。

 花粉飛散開始は関東地方で1月初旬。本格飛散は2月中旬から。

 初期療法では抗ヒスタミン剤などを服用。服用開始時期は、飛散開始予測日から飲むものや、予測日の1-2週間前から飲むものなどあり。

 正常な免疫機能や粘膜状態を保つため、ストレス、睡眠不足、深酒の回避、禁煙などの生活習慣の見直しも大切。
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清澤のコメント:
2010年も後ひと月余り。来春のスギ花粉症に対する初期療法開始の至適時期は一月上旬ですから、もうその準備を始めるべき時期ですね。昨年、抗ヒスタミン薬を処方した方々への具体的個別の働き掛けは年内に開始しましょう。

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