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2010年9月15日

1663 私立の歯科大学の欠員率が2割で、17校中11校が定員割れ

私立の歯科大学の欠員率が2割で、17校中11校が定員割れと報道されています。

幸いと言ってよいかどうかとは思いますが、医学部にはまだこのようなことは起きていないようです。しかし、EUができたころ、”ヨーロッパではスペイン辺りで医師が過剰になって、医師の資格を持つタクシー運転手がいる”という話を聞いたことがあります。現在、日本国内ではまだ医師不足が報じられ、地方の病院などではそれが原因で医療崩壊に至っていますが、歯科では歯科医師の過剰が発生しているのでしょう。

市民の目で見ますと歯科医と眼科医は似たようなものなのでしょうけれど、眼科医の過剰感はまだそれほど感じられてはいません。眼科医の持つ職業資格は他科の医師と共通の”医師免許証”です。科の間での移行は簡単ではありませんが、資格の上では不可能ではありません。しかし、多数の眼科医を高給で抱えてきたレーシックセンターの破綻などの影響もあって、非常勤眼科医の時給はやや低下する傾向が見えてきているのではないかと感じます。少なくもひところのような”どう探してもフリーの眼科医がみつからない”という事態ではないようです。

街の眼科診療機関でも一人の医師が診療所を運営するという形態から、複数の医師でより長時間の診療をし、高度な診療までが可能な大きめの診療所にするという形態のところがが力をつけて増えているように感じています。

皆さんは近未来の眼科診療所をどのように見ておられるでしょうか?
来週行われる船井総合研究所の講習会ではその辺りにも踏み込んで話をしてみたいと準備を進めています。(船井総合研究所の講習会のご案内へリンク

ーーーーーーー引用開始ーーーー
 昨春に大幅な定員割れを起こした私立歯科大・歯学部では、今春も全国17校のうち11校の入学者が定員を満たさず、定員割れが拡大していることが、「日本私立歯科大学協会」のまとめでわかったそうです。

 同協会によると、今春の入試は、募集定員1891人に対し、4318人が受験、1489人が入学しました。定員割れの校数は同じでしたが、全体の欠員率は昨春の倍の2割に達しました。

 今春は11校すべてで欠員率が1割を超え、2割以上の欠員も9校を数えた。定員割れで、高額の学費を見込めず、学校経営には大きな打撃となる。また、質的に一定レベルの学生を確保できないおそれもある。

 受験者減には、歯科診療所の過当競争で、「歯科医師は高収入」といったかつてのイメージが崩れていることなどが背景にある。

 文部科学省は「教育の質を確保するべく、これを契機にさらに入学定員の適正化を働きかけていきたい」(医学教育課)としている。

(2010年4月30日 読売新聞)
ーー引用終了ーーー

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