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2010年9月12日

1657 平成22年度コンタクトレンズ販売管理者継続的研修会 を聞いて来ました

表記の会を聴講してきました。その印象記です。
お聴き逃しの方にはhttp://64ringan.jtbcom.co.jp/cl.htmlをご覧いただくと、秋の臨床眼科学会にも同様の会が有るようですよ。)

さて印象記です。

第一部:法令に関し手のお話は藤田浩司先生。(日本橋人形町の有名な先生ですね。)必要な講義ですが、実際に行わないと聞いただけでは解りません。ご準備に感謝いたします。

第二部:コンタクトレンズ合併症や問題点のトピックス

東京医療センター感覚器センター 山田昌和先生。

とても内容が多くてついてゆくのが大変でしたが、スライドのハンドアウトを見て復習すれば、その内容の咀嚼は十分に可能でした。(逆に、聞きっぱなしだと理解は難しいです。)

この準備は、とてもとても大変であったろうと推測いたします。毎年ご苦労様です。

コンタクトレンズの装用人口は1500万人。毎年150万件、コンタクトレンズ装用者の10人に一人が眼障害をおこす。

最近のトピックスとして

1)MPS(マルチパーパスソリューション)にまつわる話題 国民生活センターノレポートの検証
消毒液にはMPS,過酸化水素、ポピドンヨードがある。

アカントアメーバの栄養体には一部のMPSが過酸化水素やヨードと同等に効く。が、シストに対してはヨード以外はあまり有効ではない

CLケースの衛生状態
アメーバは培養ではごくわずかのみ陽性。10%ではPCRでアメーバが出た。
細菌は59%で検出された。

レンズケアの要点
 (石鹸での手洗い、レンズのこすり洗い、3月ごとにレンズケース交換、更に週に一度はエースを乾燥してくださいと。)ーーーケアを守っていても緑膿菌やアメーバは検出されます。

特定のMPSによる角膜炎?::山田先生は米国の判断は間違いで、特定のMPSだけが原因ではないのではないか?という。

このほかに
コンタクトレンズケア用品による角膜障害(中和忘れや、強いMPSによる遅延型過敏反応等)がある。
アメーバによる感染性角膜炎(放射状角膜神経炎が特徴)

2)シリコーンハイドロゲルレンズでレンズトラブルを激減できるか?

ソフトコンタクトレンズの主流になりつつあるのがシリコーンハイドロゲルソフトコンタクト(最近、2週間の頻回交換に加えて使い捨ても出た)

酸素透過性が良いとされるが角膜への固着も生じやすく、低酸素は解消されない。
アレルギー性結膜炎ができることあり。
たんぱくの沈着は少ないが脂質の沈着は起きやすい。

ドライアイについても、シリコーンが特効薬とは言えない。
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清澤のコメント:準備御苦労さまでした。
特に山田先生のお話は新しいトピックスも多く聞いてみては大変有用でした。
様々な声は有りましたが、またこのような貴重なお話を聞かれるのを楽しみにしております。

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