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2010年8月27日

1621 障害者雇用で知られる大山泰弘さんの働く幸せという話を聞き感動しました

前途遼遠働く幸せ
”働く幸せ”という大山泰弘さんのお話を船井総合研究所の講演会で聞き感動しました。

多くの知的障害者を雇用していることで有名な会社の経営者です。日本理化学工業という立派なお名前の会社ですが、従業員は70人程度の町工場。その会社が注目されているのは、正常者よりも多い知的障害者を雇用しているからです。当たり前のことですが、会社は立派に利益もあげているようです。

このお話の要点は、

禅寺のご住職に教えられたという「人間の究極の幸せは、(1)人に愛されること、(2)人にほめられること、(3)人の役にたつこと、(4)人から必要とされること。働くことによって愛以外の3つの幸せは得られます。障害者の方たちが、企業で働きたいと願うのは、社会で必要とされて、本当の幸せを求める人間の証なのです」
ということに集約されます。

 最初は、養護学校の先生が何度も足を運んで、「あの子たちは、一生働くことを知らずに、この世を終わってしまう人となるのです」とおっしゃいました。この言葉で、ようやく“同情心”が芽生え、「2週間程度の就労体験なら」ということで引き受けたのがきっかけとなったということです。

 そしてそのうちに、1人でも多くの障害者に「働く幸せ」を感じてもらえるようにしたいと考えるようになったのだそうです。

 人は働くことで幸せになれる。であれば、会社は社員に「働く幸せ」をもたらす場所でなければならない、と大山さんは話されます。「利益第一主義」のために、社員が働くことに幸せを感じられなくなってしまえば、会社が永続的に発展する力は失われてしまいます。

大山泰弘氏のプロフィール

1932年東京生まれ。㈱日本理化学工業会長。
日本理化学工業は、1937年に父・要蔵が設立したチョーク製造会社。中央大学法学部卒業後、病身の父の後を継ぐべく同社に入社。1974年、社長に就任。2008年から現職。
1960年、はじめて知的障害者を雇用して以来、一貫して障害者雇用を推し進めてきた。1975年には、川崎市に日本初の知的障害者多数雇用モデル工場を建設。現在、74人の社員のうち53人が知的障害者(障害者雇用率約7割)。製造ラインをほぼ100%知的障害者のみで稼動できるよう、工程にさまざまな工夫を凝らしている。こうした経営が評価され、2009年、渋沢栄一賞を受賞した。

(働く幸せ公式ブログ: http://ameblo.jp/hatarakushiawase/ を参考にしました。)

清澤のコメント:

「人間の究極の幸せは、(1)人に愛されること、(2)人にほめられること、(3)人の役にたつこと、(4)人から必要とされること。働くことによって愛以外の3つの幸せは得られます。障害者の方たちが、企業で働きたいと願うのは、社会で必要とされて、本当の幸せを求める人間の証なのです」
 なんと、驚くべき啓示であることか?

ミーハーな私は早速ご著書を購入し、列に並んで著者のサインをいただいてきました。(私の宝物に加えます。)サインをいただいたときに掛けられた本の購入を感謝されるお言葉にも、その温厚なお人柄を感じました。

大山会長と元社員の林さん障害者雇用第1号社員の林緋紗子さんと大山会長の写真はこのお話の全てが作り物ではないことを感じさせてくれます。

職場の運営目標を、経済面での成功の追求だけではなく、働く喜びを感じられる職場を創成することに置くことはまさに”言うは易く行うは難し”です。私の診療所でも創業時から3つの目的の一つをあえて”職員が達成感を感じられる診療所を創ろう”と、してはいるのですが。

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