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2010年8月9日

1588 兵が戦時国際法に違反せる行為を行った場合は犯行の責任を負わねばならない

逃亡

長崎の原爆投下の翌日、捕虜になった米軍パイロットを正式な裁判を経ることなく日本軍の軍人が殺害するという事件(油山事件)があって、その件が戦後戦犯として追及されました。数年前にはテレビドラマ(このページ)にもなっていますのでご存知の方もおられるでしょう。

 昨日に続いて逃亡という文庫本を読んでいます。
逃亡―「油山事件」戦犯告白録 (中公文庫) [文庫]
小林 弘忠 (著)
価格: ¥ 880

内容(「MARC」データベースより)
恐ろしい日だった。私は心の動揺を顔に現すまいと骨を折った-。見習士官としてアメリカ兵を処刑した左田野修は3年半の逃亡の後、横浜裁判最後の被告となる。手記を元に軍の狂気と逃亡生活を描く。

 あす9日は長崎原爆の日です。数年前、長崎でケーキ工場を営む友人夫妻を訪ねて長崎を訪れ、平和祈念館なども拝見してきました。最近は竜馬伝などでも取り上げられることの多い街ですが、まだ、この地を訪れたことのない方には是非お勧めしたい街です。

 1、上官の命令によるといへども、。但し、上官の命令に絶対に服従すべしとする日本の法律は、犯罪を犯せる兵の裁判に際し情状酌量の余地がある場合思慮される。
 1、指揮官は、部下の犯行に対し責任がある。
(マッカーサー)司令部法務部長カーペンター大佐会見:上記文庫本から引用)

 ということです。恩師の桑島治三郎先生も戦犯として処刑された軍医であられた従兄の話を”殉国の陸軍大尉”という本に書いておられます。

 医師として戦地に赴き、捕虜の処遇に関連してその責任を問われたという話も少なくはないようです。

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