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2010年5月19日

1430 不同意堕胎の医師に逮捕状という記事が出ています。

不同意堕胎の医師に逮捕状(2010.5.18 10:11)という記事が出ています。
 妊娠した交際相手に「栄養剤」と偽り、子宮収縮剤を点滴して流産させた疑いが強まったとして、警視庁捜査1課と本所署は18日までに、不同意堕胎の疑いで、石川県金沢市の男性医師(36)の逮捕状を取った。容疑が固まり次第、逮捕する。という記事です。
 不同意堕胎とはまた聞きなれぬことばです。生まれおちていない命を絶つ行為は殺人罪にはならないのですね。
 それにしても、この疑いが本当であれば、この人は、医学の知識を自分の子供を殺すのに使ってしまうなんて、あまりに身勝手で、幼く、愚かで、そして悲しすぎる話です。聞くのも厭な話題ですが、しばらくは繰り返し聞かされることになりそうです。
ヒポクラテスの誓詞 オキシトシンを使ったのでしょうか。婦人科でもない医師が、記録を残さずにこの注射薬を入手するのはかなり困難なことだと思いますが、もし病院から持ち出されていたという話になれば、薬剤管理もかなりな問題になります。
 医学概論の真っ先に”ヒポクラテスの誓い”というのが有り、医学を学ぶものは医学知識を人を害したり堕胎に用いたりしてはならぬとは最初に教えられるのですが。
 この事件、まるでドストエフスキーか、松本清張の小説のようです。そういえば、本所署は墨田区両国にあります。とすれば犯行場所は江東区にも近いわけですね。(個別記事へリンク)
ヒポクラテスの誓詞でこの事件に関連する部分は、

自身の能力と判断に従って、患者に利すると思う治療法を選択し、害と知る治療法を決して選択しない。
依頼されても人を殺す薬を与えない。
同様に婦人を流産させる道具を与えない。
生涯を純粋と神聖を貫き、医術を行う。
という部分です。

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