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2010年4月24日

1384 ポンペイ展 世界遺産 古代ローマ文明の軌跡、を横浜で見てきました。

ポンペイ展 世界遺産 古代ローマ文明の奇跡を駆け足で見てきました。

ポンペイは自然災害が作ったタイムカプセルです。ポンペイというと火砕流に被災した人の形が残った石膏型を思い出しますが、それはポンペイの街や文化の本質ではありません。 約2000年前、イタリア南部カンパニア地方にそびえるヴェスヴィオ山が大噴火しました。ポンペイやエルコラーノなど周辺の街々は、一昼夜にして火山灰の下に埋没し、当時の姿を残したまま、およそ1700年の眠りについたのです。

《マルクス・ノニウス・バルブスの彫像》
ポンペイ展では古代ローマの人々の暮らしがはっきりと見られます。奴隷制度に支えられたものではあったようですが、意外に豊かで、文化水準も高い暮らしがなされていたようです。ポンペイはローマと戦った都市群のひとつで、ローマに征服され被災したこのころにはローマの植民都市のひとつであったようです。

《ボスコレアーレ、ピサネッラ荘の高温浴室》
もっとも感心したのは風呂場。鉛のパイプで結ばれたボイラーが有って、追い炊きもできる風呂場の装置はこれが一世紀の時代に有ったものなのかと眼を疑います。
オリジナル部分:大理石製浴槽、鉛製水槽、鉛製給湯槽、鉛製管、
青銅製筒状釜、青銅製蛇口
円筒形給湯槽:高さ192.0cm、径58.0cm
浴槽:幅64.0cm、奥行180.0cm、深さ68.0cm
ナポリ国立考古学博物館蔵

(ポンペイ展の公式ページの中の展覧会構成を読むとあらすじは解りますが百聞は一見にしかずですから、ぜひ足をお運びください。(展覧会構成にリンク

《カメオガラスのパテラ》
コバルトブルーのガラスでできたフライパンの様な食器は調理用ではなくて食材を盛り付けるのでしょうか。今も痕跡が残る白い模様を載せたバックの深い青色が印象的です。カメオガラスというそうです。

ポンペイ ヴェヌス像
歴史の展覧会です。美術史的な価値は解りませんが、十分に美しいです。古代ギリシャ神話を引き継いだ古代ローマ時代の作品には、ビーナスの神話やトロイ戦争の物語なども出てきて、ポンペイの人々の教養を感じました。ビーナスは大理石で白と思っていましたが、火山灰に守られていたこのビーナスには衣と左の柱像に彩色が残っています。

メルクリウス小像
ローマもキリスト教を国教とする前のこの時代には人々は多神教を信じていたのです。この像は商売の神のメルクリウス小像で30センチほどのものですが、右手に財布を持っています。各家の祭壇にはその地の神などさまざまな神像がまつられていたのだそうです。

《神託を伺うアキレスの表された円形浮彫》
展覧会はゆっくりと説明を読み始めると結構歩く距離も時間も長くなって疲れるものです。家族と行くとそんなの読んでないで次に行こうよと言われるので一人の方がよろしい。この展覧会では入場老1400円のほかに、500円を払うと25項目程度の説明がが入った音声ガイドを貸してくれます。説明の内容は30分程度ですから、展示物に付いた番号を押して簡単な説明を聞きながら回れば、1時間程度であまり疲れずに会場を一周できます。

この展覧会、開催期間は、2010年3月20日(土)- 6月13日(日)横浜美術館(〒220-0012 横浜市西区みなとみらい3-4-1TEL:045-221-0300)です。横浜の街は陸上交通では駅の西側から港未来などが有る東側に移動するのには袴線橋の道路が2本しかなくて、鉄道を超すのが面倒です。今回は街からタクシーを使ったのですが、タクシーよりは地下鉄がお勧めかもしれません。

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