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2010年4月6日

1363 ネット上での良医や名医の紹介はそのまま信頼できるのだろうか?

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ネットは多くの情報を含んでおり、ある疾患でどこの町ならばどの診療所を受診したら良いのかという類の多くの情報が得られます。しかし、その多くは自己宣伝で有って、あなたに適した診療機関がどこで有るのかを判断するには優れた選択眼を患者さん自身が持たなくてはなりません。

そのような状況の中で、患者さんはついネットで”なになにの疾患でどこの町ならどこが良いのでしょうか?”と聞きたくなります。

私たち医師も社会貢献として相談に乗ることにはやぶさかではないのですが、ちょっとお待ちください。そのようなご依頼が今日も私のブログに寄せられました。

私の結論は、”真に価値ある良い助言を求めるのであれば、あなたは私で無くても良いですから、どちらかの診療施設に足を運んで有料での受診をした上で助言をお求めくださいませんか?”という事です。

さて、今日の投稿とその投稿への私のお答です。

2010/04/06 16:33 投稿者:ka

清沢先生久しぶりです。はわしは現在クラッチグラスと絆創膏のお陰でボトックスなしでなんとかやっております。ドライアイがひどい様なので涙点プラグを考えております。

札幌で紹介していただける所はありませんでしょうか?また具体的に患者さんを特定の医師に紹介するのではなく、先生のネットワークとかでこんな医療機関があるよと言った情報を教えてあげても良いのではないでしょうか?きっと患者さんは藁をもすがる思いなのでどんな情報でもありがたいと思いますがどうでしょう。

お答:
このハンドルネームだけでは患者さんが特定できないのが残念です。暫く前に北海道北部の町からわざわざ私を訪ねてくださった男性患者さんでしょうか?

ご相談の紹介先の公表の件ですが、それはできません。
ブログというものは無制限に公表される情報なので、紹介されることを素直に喜んでくださる先生ばかりではないのです。

一般にネットで調べる患者さんは期待も大きいので、私が良い先生であると思っても、実際に受診した場合にはがっかりしたという感想をのべられることも多く、慎重に紹介をしていてもさらに患者さんにも紹介先の先生にも大変な迷惑をかけてしまう事が少なくないのです。

うっかり断りなしにブログに記載して、このブログ上からの公表の削除を求められたこともあります。ですから、ご紹介は患者さんの病状だけではなく性格も見て、紹介するのが適切な患者さんだけを紹介しています。

多くの病院紹介のポータルサイトでも、褒め言葉は残して、批判の投稿は自動的に削除されていることはご存知でしょうか?

フリー
FREE(無料)のネット情報がもてはやされている現代ですが、価値ある個別の医療情報はどうか医師に足を運んで受診したうえで紹介をお求めください。眼科なら踏み込んだ採血やMRIなどの画像診断まで踏み込まなければ、普通は紹介状まで含めても高々3000円程度なのですから。

(もしあなたが先に伺ったように既に当医院の患者さんで有れば、電話で依頼してくだされば、電話再診としての扱いででも紹介状をお作り出来るかもしれません。)

(1334 [眼瞼痙攣を診ていただける関西の専門医をお教えいただきたいのですが] へのお答え / )

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