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2010年2月18日

1288 手足口病と眼の症状

手足口病と言う診断を受けた子供が軽い結膜炎を合併して当眼科を訪れました。同級生の小児科医に電話してみましたら、症状が回復しているならば登園も可能ではないか?ということでしたが、改めて手足口病(hand foot mouth disease)ってどんな病気?眼の症状はあるの?とネットで調べてみました。

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10888:首都圏で手足口病の流行拡大、4都県で警報レベル:眼症状は?

手足口病の手
手足口病は、手のひら、足の裏、口の中に水ぶくれのような発疹を生じるウイルス性の感染症です。発症は性別に関係なく、生後6か月の赤ちゃんから15歳以下の小児によくみられますが、そのほとんどは2歳以下に発症します。

ウイルス発生しやすい季節は5月から9月上旬の夏季。この病気は、コクサッキーA16、あるいはエンテロウイルス71が原因になって起こりますが、単一のウイルスのみで起こるわけではありません。

手足口病の足通常、発熱からはじまり、痛みやかゆみをともわなわい発疹が手・足・口に生じます。発疹は、くるぶしや膝、あるいはおしり周辺にもみられることがあります。症状は1週間程度で自然に治まります。

合併症はほとんどありませんが、ごくまれに髄膜炎などが発生して、入院を必要とする場合が有りますのでご注意を。

手足口病は、感染している人のくしゃみや咳に含まれているウイルスを浴びる飛沫感染、患者の発疹の分泌液物などからの接触感染、排泄物などからの経口感染があります。

その潜伏期は3~4日位が多いそうです。主な症状が消失した後も3~4週間は糞便中にウイルスが排出されることがあるので、手足口病から回復した患者も長期にわたって感染源となりうるそうです。

手足口病の口周り手足口病でも元気が回復すれば登園できないことはありません。しかし、この病気は感染性の病気なので、手足口病が発覚した場合には登園を断る保育園もあり、判断は保育園によって方針が異なるらしいです。個別に登園再開時期は小児科医にご相談ください。

手足口病の口腔内
手足口病の症状は、通常は軽い発熱と食欲低下ではじまります。しばしば、喉の痛みを伴うこともあります。発病から1日~2日経つと2ミリ~5ミリ程度の米粒大の水泡性発疹が口の中の舌、歯茎、ほほの内側、手のひら、手の甲、足の裏や足の甲に現れます。発疹は、ひじやひざ、おしりの周辺にも広がることがあります。

発疹は、上にかぶっている皮膚が厚く、盛り上がりが小さいので、ほとんど破れることはなく、一週間ほど経てば自然に消えます。

この病気はきわめて軽症で治まる病気で、症状の持続している期間も短く、後遺症も残りません。慣れた小児科の医師が診察すれば、手足口病は症状をみるだけで簡単に診断できるものだそうです。

手足口病に対する特別な治療法はありません。口内の発疹に伴う痛みや発疹に伴うかゆみをおさえる対症療法が中心になります。

患者が食べ物を食べなくなって脱水にならぬように、食べやすいものを与え水分を補給することが大切です。

この病気にはワクチンがありません。石鹸と流水でよく手を洗うことが予防になります。

出血性結膜炎
日本語のページでは眼症状に関する記載はほとんどみられません。しかし英文のページを渉猟すると、多少のコクサッキーウイルスによる眼症状の記載が見つかります(出典)。

出血性結膜炎は眼の白い部分を冒します。出血性結膜炎は通常眼の痛みで発症し、間もなく充血して涙の多い眼を呈する。結膜が腫脹し、羞明(まぶしさ)が強く、視界が曇るとされています。出血性結膜というのですから図のような結膜下出血を起こすのでしょう。 図はコクサッキーウイルスではなく、エンテロウイルスによる出血性結膜炎の図ですが、この症例の解説では手足口病はおこしてはいないようです。いずれにしても後遺症を残す様なものではありません。(出典

さて、こんなところでしょうか、手足口病にかかった患者さんがいるご家庭ではお大事にお治しください。

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今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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