お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2010年1月29日

1251 南砂町駅でエレベータでの転倒事故がありました。

中年男性が下りのエスカレータで転倒し、頭部に裂傷を負って多量の出血を来たした現場に昨夜、南砂町駅で遭遇しました。

56
一見して縫合が必要な裂傷でありましたし、電車内を十分な止血がなされていない状態で移動するのも不適切と見ましたので、駅員さんと同僚の方には救急車を呼んで病院での手当を受けるのが適切であろうとの助言をしました。救急車の手配がなされ、一応の止血も見られたようでしたので、私は現場を離れました。

57
健康な人には何ということのないエレベータですが、街の中のこんなところにも意外な危険が潜んでいます。高齢者や飲酒時など機敏な身のこなしができない状況では十分な注意が必要です。はたしてこのような事故は多いのだろうかと思ってネットを検索してみました。

58
平成17年3月に出された”エスカレーターに係る事故防止対策について”という 報告書 (⇒リンク)が有りました。

59
平成15年1月1日から平成16年3月31日まで間に、東京消防庁管轄区域内において発生した救急事故のうち、自動回転ドア、エスカレーター、エレベーター、遊具など7種の機器に係るものについて調査を行ったところ、それらにより2,177人の方が受傷し、そのうちエスカレーターによるものが1,014人と最も多く発生していることが分かったそうです。

60
受傷者の絶対数では高齢者の割合が高いですが、単位人口当りの発生数で見ると、加齢に従って大幅に増加している傾向が明らかで、その増加は50歳台から始まり、85歳から89歳がピークで、最も少ない15歳から19歳の約23倍となっているということでした。

61
エスカレーターに係る事故を初診時の程度別にみると、1,317人のうち、軽症が
1,108人(84.1%)を占めています。受傷形態からみると転倒・転落によるものが1,261人(95.7%)と大半を占めているそうです。

62
首から上の頭部・顔部・頸部を受傷した者は、982人(74.6%)と多くを占めているそうです。駅舎、百貨店、スーパー、その他に分類して発生場所を見ると、駅舎での事故が64.5%と最も多いそうです。

63
興味をひかれるのは、高齢者以外の場所別時間帯別状況を見ると、昼間に少なく深夜にかけて増加しており、22時台がピークとなっているという点で、昨夜の事故の9時台は典型的です。

生理的状況でも高度の酩酊が23.0%、程度の酩酊も12.5%でお酒に酔って運動能力が低下した状態では、高齢者でなくとも普段なら安全に乗り降りできるエスカレータも危険なことが示されています。

64
この報告書の中には具体的な利用者の声も収録されていますが、
”最近、片側を空けるのがマナーになっているが、高齢者や障害者にとっては少しでも体に触れられるとバランスを崩すこともあるので、エスカレーターでの歩行は危ないと思うので、片側を空けて乗るのは止めた方が良い。(49 歳男性ほか同内容4件)”という声もあります。

66私も、途中の駅での乗り換え時などには降りたホームから別のホームへの異動などでエレベータ内を急いで移動することが有りますが、自分が転倒する危険だけではなくて、老人をはじめとする他人を、うっかりと突き飛ばしてしまう危険性についても認識して、ゆっくりとした安全な移動に心がける必要があると感じました。

65
エスカレーターでの事故にご用心:都内だけで年間1000件以上!エスカレーターで事故を起こさないためになどという記事もありました。加齢と飲酒が危険要素のようです。

ちなみに、南砂町駅で利用者が多量の出血を伴う外傷を負い、救急車が出動するのに遭遇したのは2回目です。前回は、線路への転落でした
皆様も事故には十分にお気を付けください。
ーーーーーーーーーーーーーー

best doctors logo vertical (ベストドクターズとは)

今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

管理頁

相互リンクページ,相互リンクstation) 眼科眼科医フォーチュンクッキー日記&ブログ
眼医者さんのリンク集 | Ganka Links

清澤眼科医院通信最新ページへ(リンク)します

Categorised in: 未分類