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2010年1月14日

1227 老眼 医学的に正しくは老視であるが

老眼、医学的に正しくは老視であるが
老視に関する知識の話題ダイジェスト

16 老眼はおよそ40歳で始まる。これが発生すると、縫物や読書をしたり、コンピュータで作業したりするときにぼやけを感ずるようになる。

生まれてからそれまでに視覚に関する問題が全くなかった人も老眼を逃れることはできない。 近視の人でも通常の眼鏡やコンタクトレンズを身につけた時には近くが見難くなる。

17老視は、米国でも日本でも広まっている。米国勢調査局のデータによれば2008年には、135万人以上が40歳以上で、国民は年をとって行きつつある。年齢の中央値は2008年には2000年から1.5年ふえて36.8歳に達した。この高齢人口の増加は 眼鏡やコンタクトレンズなどのアイウェアの、さらには近くを見えるようにする手術などの需要を急増させている。(アイウェアというのは補装具の総称である。)

18老視の症状と徴候
人々が老視になると、ピントを合わせるには書籍、雑誌、新聞、メニューその他の読書資料を腕の長さを生かして遠くに保持することが必要になる。

近くで作業をし、刺繍や書きものなどをするときには、頭痛、眼精疲労、または眼の疲れや痛みを感ずることになる。 (注:しかし、老視であるという前にはドライアイや脳神経疾患との鑑別が大変必要である。)

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何が原因で老視になるか?

老視は年齢に関連する過程によって引き起こされる調節の障害である。 これは乱視 、近視や遠視などの屈折異常とは違う。これらの屈折異常は眼球の形状に関連したものであって、遺伝的要因と環境要因がともに原因となっている。

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これに対して老視は 眼の中の自然なレンズの柔軟性の喪失によりレンズの焦点を合わすという目的をもった変形が障害されたものと考えることができる。年齢に関連した変化は、レンズ内のタンパク質の変化によってレンズが硬くなって、弾力性が時間とともに失われることによっている。

加齢に関連した変化は、レンズの周辺の筋線維(毛様体)でも起きる。 弾力性低下により、時間とともに近くに焦点を合わすのは難しくなる。 その他にも老視を説明するいくつかの説がある。

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老眼治療:

アイウェア (補装具)

二重焦点または累進加入レンズ は老視のための最も一般的な眼鏡(道具)である。

1)二重焦点レンズ:メガネレンズの下部に近い部分には仕事のために強力な近く用の処方をし、主要部分は遠用というように別のレンズを処方してある。

2)プログレッシブまた、累進加入レンズ:これは遠近両用の二重焦点レンズに似ているが、2つの処方の間には、より緩やかな視覚的な移行を提供する。

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3) 単焦点の老眼鏡:これも、もう一つの選択肢です。 ほとんどの人は一日中遠近両用めがねを着用しますが、老眼鏡は、通常は近業中だけに使います。

コンタクトレンズを使用している場合はには、眼鏡小売店の店頭で読書用の眼鏡を購入することもできますし、あなたの眼に合った高品質のものを眼科医が処方したものとして買うこともできます。
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4) コンタクトレンズにも遠近両用のものがあります。
ガス透過性のハードまたはソフトレンズ素材のものがあります。

注:この数年遠近両用の使い捨てコンタクトレンズの発売が続いていて、私はそれを患者さんには必要に応じて薦めています。一日用と2週間用とあります。

使えれば非常に喜ばれますが、それまでコンタクトレンズを使っていなかった患者さんにはいきなり遠近のコンタクトレンズ装用は難しく、成功率は7割程度とも言われています。

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レンズ中央を遠方焦点で合わせて置き、適正な近方加入を周辺部に入れます。が、この手法では近方での視力は測定せず、新聞が疲れずに読めるかを聞く程度にするのが良いと説明されています。

老眼用コンタクトレンズ補正のもう一つのタイプは、1つ目の距離の処方を遠くに、他眼を近くにするというモノビジョンという方法です。

人間のレンズは、子供の時からの成長をし続け、老眼の処方をしてもその後にさらに変化をします。ですから眼鏡もその時々で直す必要があります。

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老眼に利用できる手術のオプション。

さまざまな試験的老視改善法

累進焦点眼内レンズ、遠近別の焦点を持つレンズ(最近国民健康保険外でおこなわれる例が増加中。真価の評価はこれからついてくるでしょう。)

モノビジョン:片眼を遠方に合わせて、他方を近くに合わせる手法 (コンタクトレンズでもできますし、レーシックや白内障手術時にも可能です。レーシックでは、老視年齢の患者では非優位眼に近視を意図的に少し残す場合があります。レーシックでこれを試みるならば、コンタクトレンズで先にやってみたらよいでしょう。今はもうこの方法もFDAは通っています。
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コンダクティブ角膜形成:高周波をかけて角膜を少し変形させ、中央と周辺の角膜曲率を変える方法です。2002年にFDA承認、この場合は非優位眼のみに行います。

人工レンズ:眼内のレンズ嚢に柔らかい樹脂を入れるものですがまだ研究段階で未承認です。

多焦点レーシック:multifocal LASIK or presbyLASIK レンズ中央と周辺の仕上がり度数を変えるものです。多焦点のコンタクトレンズに似た考えですが、これもFDA未承認です。
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この文章を準備するのにはall about vision のページその他を参考にしています。

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今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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