お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2009年12月7日

1164 ”感動と信頼のメディカルパフォーマンスー眼科医院にドラマが起きる!”佐藤綾子教授を聞きました

”感動と信頼のメディカルパフォーマンスー眼科医院にドラマが起きる!” 日本大学芸術学部教授 佐藤綾子教授を眼科医会の研修会で聞きました。

医師や視能訓練士、それに医療事務担当者などの医院職員が、自分の地の表情で患者さんに対面して良いわけはありません。

私も医院の改善事項における一般的注意事項の中に職員向けの注意点として

● 院内は職員の晴れの舞台。舞台裏部分でもそれを自覚せよ。
● 患者さんの質問に“個人”として答えてはいけない。“職員としてどう答えるべきか“を常に考える様に指導す。

とはしてあったのですが、佐藤先生のお話には正に目からうろこが取れる思いで聴かせていただきました。

 佐藤先生によれば、”患者さんと対面してから最初の2分で患者さんからこちらへの印象が決まっている。”とか。手振りを加え、温かい表情を作って対応をするのがよいのですが、始終を笑い顔にするのではなく、笑顔は最後の瞬間にそっと添えて置くのがよいなど興味深いお話でした。

表情筋 また、私は眼瞼痙攣患者の治療に特に力を入れていますが、ボトックスが効きすぎて全く表情がなくなりますと、患者さんは周りの方々との折衝に違和感を感ずると訴えます。
 
 佐藤先生によりますと、通常人間の表情筋は会話中の50%の時間割合で動いているものだそうです。従来私は、眼瞼痙攣や片側顔面けいれんでその表情筋が痙攣している場合に、その痙攣をしっかり止めることにばかり注意を払ってまいりました。

botox structure しかし、このお話を伺ってみますと、より高い患者さんの満足度達成のためには、その痙攣症状に対するボトックス投与はおのずから最小限の使用量にとどめるのがよさそうです。

眉間

町の美容形成の先生方は、眉間皺の治療などに私費でボトックスを使いますが、既に表情を残すのにも気を使っているのだそうです。ボトックスの有効期間は投与量には必ずしも比例はしないようですが、あまり少ないと効かないという患者さん側からの不満も出るでしょう。

botox structure 2
 そのあたりも勘案した新たな投与量と投与部位の組み合わせを含めた投与法のガイドラインを考えてみるのが治療の質を上げるための次の改良点になりそうだと考えて帰ってきました。

matumotojyou 佐藤綾子先生は松本蟻ヶ崎高校、信州大学教育学部ご出身ということでわたくしとも同郷の方でした。これからもいろいろと教えを請いたいものと思います。

Categorised in: 未分類