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2009年11月29日

1158 フランス大使館の建物で展覧会が行われています。No Man’s Land

全景
フランス大使館が地下鉄広尾駅にほど近い清閑な住宅街の中にあります。その大使館の建物が新築され、旧館は取り壊されることになったのだそうです。その古い建物を使って前衛芸術の展覧会 No Man7S Landが行われていましたので行ってきました。(入場料は無料です。)

no man's land
(開館日に注意)
2009年11月26日 ~ 2010年01月31日
木・日 10:00-18:00 金・土 10:00-22:00
休館日: 月〜水、2009年12月28日〜2010年1月6日
場所:フランス大使館旧館(東京都港区南麻布4-11-44)
入場料 :無料

受け付け
 フランス政府給費留学生という制度があって、今から思えば(失礼ながら)ごく些少な奨学金ではありましたが、それをいただくことが決まって、意気揚々とフランス大使館の領事部を訪ねたのは1985年ですから24年も前のことです。

フランス大使館
 私は当時仙台に住んでいて、東京は殆どわからなかったので、東京の大学を出た家内に連れられて地下鉄で広尾に降り、天現寺を回って数分歩いてたどり着いたのがこの建物でした。

窓
 1957年に竣工した当時、ジョセフ・ベルモン(1928-2008)の設計したこの簡素でモダンなスタイルのフランス大使館の旧庁舎は、現代建築の見本といわれたそうですが、私が訪ねたこのときでもまだこの大使館は輝いて見えました。

壁の落書き
 驚くことにベルモンはこの建築が起工した1952年には若干24歳であったといいます。1958年から1978年にかけて大統領府付きの建築家であった彼は、建築局長およびデファンス公共施設理事長としてパリの新凱旋門(グランド・アルシュ)建設にも参画したそうです。 
サクラにロープ
50年代に建築された旧庁舎はマンション建築のために間もなく取り壊されます。その前に”破壊の前に創造を”と題された展覧会の開催期間中だけ、この歴史的な建物を見る機会が一般人にも訪れたというわけです。まずは入口のロープで結ばれたサクラの木。

 展覧会の名前はノーマンズランド No Man’s Land (http://www.ambafrance-jp.org/nomansland/)
入口の門
 入り口に立つ門はニコラ・ビュフ(1978年パリ生まれ)の作品です。黒いボール紙で作った怪獣を思わせる門ですが、鉄の柱で枠を作り、ボール紙をかぶせて、作った大きな張りぼてです。それにも、それなりに感動します。 

柵の中
 さまざまな展示が部屋毎に展示されてましたが、一番興味をひかれたのは佐々瞬Syun Sasaさんの作品。室内に白木で塀が作ってあり、その中にはわずかな家具が置かれていて、簡素な家の中の様子がが隙間から覗けます。部屋の中からはおそらく知り合いと電話で話しているのであろうと思われる老夫婦の声がテープで流されていてそれが聞こえて来ます。
ゴリラ”お爺さんは白内障に重ねて緑内障にもなってしまった”だとか、”おばあさんは”最近隣がうるさくて眠れないのよ”だとか、”随分な損をしたがこれも人生の勉強だと思う事にするわ”だとか、、まあ知人を相手の老人の繰り言です。どこかで聞いたような少し地方のアクセントの掛った標準語で話そうとする老人の会話。作品にひかれているのかその話に引き込まれたのか、しばし不思議な時間を楽しませていただきました。作者は1986年宮城県生まれで東京造形大学を卒業したばかりの若手だそうです。

フランス大使館
 大使館やそれに付属する領事部は留学のビザをもらいに行くとき以外は、一般人にはまず出入りする必要もないところです。テロ対策のために、出入りも厳重に管理されていますので、この建物の全体を見ることができただけでも大変得難い体験でした。

触らないで触らないでという表示。逆にいえば、触り放題、写真取り放題の珍しい展覧会です。

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今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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