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2009年11月1日

1109 東北大学眼科教室の同窓会に行ってきました

本日は、仙台で東北大学眼科教室の同窓会に参加してきました。まず新人の発表3題。

1)

2)東北大学で盛んな角膜移植後に起きた閉塞隅核緑内障の統計、

3)多数例のAZOORの集計とこれがMEWDS(ミューズ)と同じものであろうというお話(関連の話題にリンク)

4)弘前大学の中澤満先生の網膜色素変性治療のお話を伺いました。中澤先生が教授に任官され、定年までのちょうど折り返しが今月なのだそうです。網膜に発現するたんぱくを作る遺伝子に的を絞ってその異常を探すという時代があり、東北大学でも多くの遺伝子の異常が発見できましたが、その大航海時代はもう終わって、今は大きな研究室だけが網羅的に遺伝子をスクリーニングし、異常のある候補を探してゆくという勝ち組だけに成果の出せる時代に入っているという話は印象的でした。

 カルシウムブロッカーが網膜色素変性の進行を遅らせるのに有効だが、その中には効くものと効かぬものがあるそうです。カルシウムブロッカーは最近緑内障の治療にも東大などでその有効性が論じられています。”CAR症候群(癌関連網膜症)でもこのカルシウムブロッカーが効くという話が以前からあって、私も使ってみたたことがありましたが、その作用機序はこういうものだったのですね。”と質問しましたら、多数例で進行が抑えられるという程度ですから、その例で効いたという実感があるようなものではありませんということでした。

5)桑島治三郎先生のお別れの会を兼ねた立食パティーがそのあとは有りました。このパーティーでは、広南病院時代の弟子の一人としてのスピーチもさせていただきました(⇒リンク)。

久しぶりに恩師の玉井先生にもお会いしました。医院の拡充に力を注いでいるという話をしましたら、他人の評価を気にせずに何をしたいかを考えて自分の道を行くようにと諭されました。

 会の後、最終のやまびこで帰京しました。
 西田教授に伺うと、私が昭和56年に立ち上げた神経眼科外来は、東京医科歯科大学出身の土井先生と中村先生のお二人が現在担当してくださっていて、今も連綿と続いているということでうれしく思いました。

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