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2009年10月17日

1087 ”女性医師の増加と眼科医療の課題”という記事を読みました。

眼科での女性医師の増加には、医療関係者も患者さんも皆さんが気付いておられると思いますが、そのことをテーマにした”女性医師の増加と眼科医療の課題”という慶応大学健康マネージメント科の高木安雄教授の記事が”眼科と経営”という参天製薬で持ってきてくれる雑誌の今月号に出ています。
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この記事のまず最初の段落は”増える女性医師は医療をどう変えるか-医師不足・偏在の問題点”です。

良く指摘されるのは”安定志向の女性医師は眼科や皮膚科、形成外科などリスクの小さい診療科を選択する”という点だそうです。

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全医師数263500人中の女性医師は45200人(17.2%)。そして20歳代では35.8%と若い世代での女性医師は特に多くなってきているそうです。

 小児科と眼科は内科(23.2%)に次いで女性医師の10.1%が進路に選択する診療科であり、女性医師のうちの眼科医の割合は30歳代の9.4%から年齢とともに50歳代の18.9%へと増加しています。(20歳代では研修医が多く特異的に各科とも少なくなっています。)

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次の段落では”女性医師が気持よく働くにためには-男性医師の意識改革と社会整備”です。

日本医師会が全国の診療所勤務は含まない病院勤務の女性医師を対象にまとめたデータでは、女性医師の結婚相手の7割が医師だそうです。(私たち50歳代の医師の時代にはクラスの女性は同時入学の120人ので、うちたった4人という時代でしたので、女性医師を伴侶にした同級生の男性は少なかったですが、最近の若い医局員を見ますと女性医師を伴侶に選んでいる男性医師は確かに多いです。:清澤注)

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 その悩みで多いのは家事と仕事の両立(64%)、プライベートな時間の不足(45%)、勉強時間の不足(44%)ということです。

 その勤務状況における仕事を続ける上での必要な制度や仕組みとしては、託児所や保育園の整備、医師の補充、宿直の免除、そして病児保育などに対する希望も60%を超えていたそうです。705
女性医師が仕事を中断した理由の70%が出産であり、28%が子育てであったという話も理解できます。

”保育の問題は女性が働き続ける上で最大の課題であり、夫の協力はもちろん社会環境の整備が必要”とこの記事の著者は結論しています。

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それはそれで納得なのですが、私、清澤のコメントは

:ソビエトなどの旧共産圏の国々では肉体的な体力をそれほど必要としない医師は女性が多い職業であると20年ほど前に聞いたことがありました。これらの国では育児の問題はどのように社会的に補助されてきたのでしょうか。

中国では婦人も一生の職業を持つのが普通であると中国からの女性の留学生は話していました。定年で退職した祖母などに子供の面倒を見てもらうというようなことも話していたように思います。

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周りを見回してみますと、私供のような個人運営の眼科の診療所でも、診療の内要を多少なりと充実させようとする場合には、家庭に入った育児中の女性の医師にお手伝いをお願いする場合が多いようです。

関連する大学の関連で個人的に医師を探しますと、貴重な医局の医師の引き抜きになってしまいますので、そのお手伝いの希望者はこのブログで探したり、医師の紹介を業務とする業者さんにおねがいしたり、友人の医師に誰か少し時間が空いている医師は居ないかと紹介をお願いみたり、その求人には大変な苦労をしています。

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それにしても、現在のような社会情勢がなければ、私が運営するような診療所をお手伝いしていただける様な医師はおそらくは得られないわけですから、この現況は私のような開業医には痛し痒しなのですが、今後はもっと女性の医師が一生の仕事として勤務医としての医師の仕事が続けられる環境が整えられてゆくことはぜひ必要なことなのでしょう。

最近、私の周りで2人の経験を積んだ女医さんが各々開業をするという話を伺い、多少のお手伝いをさせていただいています。経験を積んだ女医さが”自分がずっと患者さんを見続けられる場所を持ちたいので、自分の診療所を設立して開業をします。”という選択はよく理解できるものです。彼女らを拝見していますと、女性医師は男性医師よりもはるかに決断力があると感ずるこの頃です。

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今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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