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2009年10月4日

1058 打倒!解決!不定愁訴・不明愁訴 その1 (前文)

不定愁訴は精査しても原因がはっきりしない訴えです。これに対し、不明愁訴は、愁訴の内容は明確だがその病態や原因がつかめないものを指す造語です。本報では1)眼瞼痙攣、2)硬膜動静脈シャント、それに、3)鞭打ち症様の患者を取り上げ、その扱いを述べました。これは”明日から役立つ神経眼科、打倒!解決!不定愁訴・不明愁訴”の前文部分です。

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058

ーーーー引用開始ーーーーー

明日から役立つ神経眼科 
打倒!解決!不定愁訴・不明愁訴

清澤源弘1,2 、青格勒図1、江本博文1
1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科認知行動医学系眼科学分野 
2清澤眼科医院   

059
Knowledge of neuro-ophthalmology that could be used in the daily practice since tomorrow morning
Motohiro Kiyosawa1,2, QingGeLeTu o1, Hirofumi Emoto1
1Department of Ophthalmology and Visual Science, Tokyo Medical and Dental University, Tokyo, Japan
2 Kiyosawa eye clinic

060
要約  
不定愁訴は精査しても原因がはっきりしない訴えである。これに対し、不明愁訴は、愁訴の内容は明確だがその病態や原因がつかめないものを指す造語である。本報では1)眼瞼痙攣、2)硬膜動静脈シャント、それに、3)鞭打ち症様の患者を取り上げ、その扱いを述べた。眼瞼痙攣の治療では、用意した質問表に従い患者の状態を把握し、目の渇きなどにも留意して適切なボツリヌストキシン注射を施すとよい。

061
脳硬膜動静脈奇形では、結膜充血をはじめとする特徴的な病態を知っておくことが大切である。眼圧上昇、眼筋麻痺などにも注意して待つと、自然に改善する場合も少なくない。重症例に対しては眼科だけでは限界があるから、適切な時期に脳外科に治療を依頼する。鞭打ち症も神経眼科で診療を求められることの多い疾患であるが、屈折や調節の異常を考えるのであれば本来の屈折値をしっかりと確かめることがまず重要である。
062
English abstract
Comlpaint is not clear in “Indefinite complaint”, whereas the complaint is very clear and the pathophysiology or genesis of the complaint is not clear in “Unknown complaint”. This ward was newly made by Dr Masato Wakakura recently. In this lecture following three diseases have been selected for the presentation. 1) blephalospasm, 2) Arterio-venous shunt in the cavernous portion, and 3) whiplash like syndrome. The appropriate diagnosis and treatment for such patients will be presented. 1) blepharospasm: For the diagnosis of blepharospasm, prepared set of questions shown by Wakakura is useful, and Botox injection around the eye will be effective. Treatment for dry eye is also effective for the relief of the symptom. 2) Arterio-venous shunt in the cavernous portion: To know the characteristic injection on the sclera is mandatory for the correct diagnosis of this disease. Spontaneous remission of the symptom is nor rare, increased intra-ocular pressure and/or diplopia will be subsided spontaneously shortly. Serious case needs consultation by neurosurgeon without delay. 3) Whiplash syndrome patient is sometimes referred to neuro-ophthalmology service. Appropriate measurement of refraction with cycloplegics and accommodation is needed for the establishment of the diagnosis.
Key words:
blephalospasm, Arterio-venous shunt, whiplash like syndrome

本文

063
初めに
不定愁訴というのは、精査をしても原因がはっきりしない訴えのことである。これに対して、不明愁訴というのは若倉の造語で、愁訴の内容は明確だが、その病態や原因がつかめないものを指す。若倉、山田、それに私の3人は毎年の日本臨床眼科学会で『打倒!解決!不定愁訴・不明愁訴』と題してそのような疾患に対する自分たちなりの解釈や対応法を発表してきた。その発表内容をまとめたわけではないが、そのような問題を引き起こす多くの疾患に対し、私たちは新たな『解決!目と視覚の不定愁訴・不明愁訴』1及び『続・解決!目と視覚の不定愁訴・不明愁訴』2を発刊し、まとめることができた。
前回、新潟で開かれた神経眼科学会の神経眼科講習会では、不定愁訴・不明愁訴に関して、一般の眼科医のみならず、視能訓練士や学生、パラメディカルにも役に立つ講演をして欲しいという依頼を受けた。そこで、なるべく新しい症例を取り上げてみた。
疾患には1)眼瞼痙攣、2)硬膜動静脈シャント、それに、3)鞭打ち症のような症状の患者を取り上げてみた。

ーーーーー引用中断 その2へ続くーーーーー

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