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2009年9月25日

1039 <近視>低年齢化進む 子を守るには(毎日新聞の記事から)

子供の近視をいかに防ぐか?という問題はなかなか難しいところなのですが、20日日曜日の毎日新聞にはこんな記事が載っています。
毎日新聞掲載9.20(画面クリックで拡大。写真は当医院で9月20日に撮影された。)

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ーーー引用開始ーーー
<近視>低年齢化進む 子を守るには
2009年9月20日(日)13:00
 ◇長時間のゲーム控えて/勉強、読書は30センチ離す/度数合った眼鏡を使う

 テレビゲームやパソコン、携帯電話が低年齢層にも広がるにつれて、近視の低年齢化も着実に進んでいる。子どもの近眼を予防するため、親はどのようなことに気を付ければいいのか。【中西拓司】

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 文部科学省の08年度学校保健統計調査によると、裸眼の視力が1・0未満の子どもの割合は、小学生が29・9%で4年前に比べ4・3ポイント増、中学生が52・6%で同4・9ポイント増だった。幼稚園児はというと、28・9%で全体に対する構成比で小学生とほぼ並び、増加率は8・1ポイントで最も高くなっている。

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 東京医科歯科大学大学院の大野京子准教授は「近視の発症には遺伝的な要因もあり、予防は難しい」としながらも、(1)テレビゲームなどの使用はできるだけ控える(2)読書や勉強の際には机から30センチほど目を離す(3)度数の合った眼鏡を使う――などを予防策として挙げる。なかでも、近視のリスクを高める恐れがあるのは、長時間にわたり、ゲーム機の画面などを見続けることだという。

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 眼鏡についての誤解も近視を進行させる恐れがある。

 「子どもの時に眼鏡をかけると近視が一層進む」というのがその一つだ。近視が進行しているのに子どもに眼鏡をかけさせない親もいるが、大野准教授は「適切な時期に適切な眼鏡を使わないと、かえって近視を進行させる恐れがある。さらに、眼精疲労の原因になったり、斜視などさまざまな病気を引き起こす原因になりうる」と警告する。

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 度数の合った眼鏡を使うため、体の成長が止まるまでは年に1回、レンズを作り直すつもりでいた方がいいという。度数の強い「過矯正」の眼鏡を使用した結果、さらに目が悪くなるケースもある。大野准教授は「小売店で直接眼鏡を作る人もいるが、眼科専門医の処方せんに基づいて眼鏡を作ってほしい。『最もよく見えて、最も度数が弱いレンズ』を選ぶのが近視の眼鏡を処方するポイント」と話す。

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 眼科医で正しい度数を測定するためには、目が疲れている学校帰りなどは避け、午前中の早い時間に検査を受けるのが望ましいという。目が疲れていると、一時的に視力が衰える「仮性近視」の状態になっていることもあるからだ。

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 近視の矯正には眼鏡とともにコンタクトレンズも有効だが、大野准教授は「眼鏡に比べて管理が難しいので、使用はおおむね中学1年生以降」と話している。
ーーーー引用終了ーーーー

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清澤のコメント:

ネット上では写真が見られなくて残念ですが、清澤眼科医院での視力測定の風景が掲載されていたはずです。(まだ記事は送られてきてはいませんので本当に出たかどうかはいまだに確認できません。)お話が古くなりますのでとりあえず引用しておきます。

これに関連して、”写真撮影ということでおねがいさせていただきましたが、せっかくお時間を割いていただきましたので、「ゲーム機などのぼやけたディスプレイを見続けると近視が進む恐れがある」ということと、「小学生でも使い捨てのコンタクトレンズを併用することも可能」の部分を、先生のコメントとして記事中に挿入させていただこうと思っておりますが、ご了解いただけますでしょうか。お写真は、取材中におじいちゃんといらした子どもさんで、できればおじいちゃんも入っている構図でと考えております。”というメールをいただきました。

しかしその後で”先日、コメントの掲載についてのご許可をいただきましたが、スペースの関係上、大変申し訳ありませんがお写真のみの掲載ということにさせていただきたいと思っております。”との断りがきました。

社会の常識は本文の中にある通り、コンタクトレンズは中学生からというところでしょうから、それもやむをえぬと思います。

私も小学校高学年の子供が学校の運動クラブの指導者に勧められたのでといってコンタクトレンズを求めに来た時には、おやおやと思いました。しかし、親が責任を持って管理するという場合で、その親がしっかりした親であると感じられる場合においては、私も最近は状況を見て処方しなくもないというスタンスでやっています。

それは、患者さんが個人開業医と大学病院の医療とに求める医療の質の違いであろうと思います。

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文部科学省の08年度学校保健統計調査(⇒リンク)は、ネットで見ることができます。「裸眼視力1.0未満」は(表9,図5)に示されていて

視力

”平成20年度の「裸眼視力1.0未満の者」の割合は,幼稚園28.9パーセント,小学校29.9パーセント,中学校52.6パーセント,高等学校58.0パーセントとなっており,前年度と比べるとすべての学校段階で上昇している。
 年齢別(図5)にみると,「0.3未満の者」の占める割合は年齢が進むにつれて高くなり,「裸眼視力1.0未満の者」全体に占める割合も高くなっている。” とまとめられています。キーになる図を引用しておきます

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最近のもう一つの学童の近視に関する話題:

斜視弱視のメーリングリストに有名な先生が”最近の疫学研究で、Outdoor Activityが多いほうが近視になりにくいというデータが複数の施設(海外)から出されています。近視になりにくい理由が、Outdoor Activityが多いと遠くを見る時間が長いためか、勉強やDSをやる時間が少なくなるためかは明らかではないと思います。”という発信をしています。子供を近視にしたくなければアウトドアで活動させよということでしょうね。

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今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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