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2009年8月16日

986 気骨の判決というすぐれたNHK名古屋制作のドラマに出会いました

原爆被爆の日、終戦記念日も過ぎ、今年もお盆が終わったなあと思いながら、漫然とテレビを見ていたら、気骨の判決というすぐれたNHK名古屋制作のドラマに出会いました。⇒公式ホームページ

表紙戦争末期・昭和20年3月、一人の裁判官が、政府が主導した「衆議院選挙は無効」と断じる判決を出しました。東條英機内閣と闘い「気骨の判決」を下したこの裁判官・吉田久の生き様を描く!という物語です。

裁判官服の主人公
戦争を体験してはいない世代の私にも、司法に従事する公務員として戦争中に国を批判する判決を出すということがいかに大変であったかは容易に想像することができます。今も日本人はいったん流れがそうと決まるとその流れに従わぬものを仲間外れにし、制裁を加えたりもします。その中で、戦時中に時代の流れに逆らう当り前な判決を出した偉大な法律家がいたということは驚きでした。

国村隼小林薫が演ずる吉田久判事もよかったですが、良かれと信じて大政翼賛選挙に加担し、知事を裁判に引き出してしまった責任を感じて自殺してしまう国民学校の校長を演じた國村隼の演技が渋くてよかったです。戦争中に教員が生徒と野球をするなどということがあったかという気はしましたが。

本
原本は:気骨の判決―東條英機と闘った裁判官 (新潮新書)新潮社 2008-08です

おまけ:
TOUJYOU今回は吉田判事と東条英機が丸いレンズの眼鏡をかけていたということ以外では眼科との関連はありません。ロイドメガネと呼ばれる丸いレンズの眼鏡はレンズが回転しそうですから、近視の矯正はできますが乱視は入れてはなかったとも考えられます(?)。最近でも大江健三郎などはこの手の眼鏡ですが。いずれにしろこのメガネを使うと画像に戦前から戦中の印象を与えることができます。
ロイド眼鏡( – めがね)は、メガネのデザインの1つ。セルロイドで出来ているということと、アメリカの喜劇役者ハロルド・ロイドが劇中でかけていたことから、二つの意味を持って「ロイド眼鏡」という。多くの場合、レンズは真円に近い丸型の太型であることが多く、直径にして5cm程度あり、目の周りを覆う感じのスタイルである。色は黒か茶系のものが多い。1920年~1930年代に流行し、第二次世界大戦前の日本においても大変普及した。(WIKIPEDIA)

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