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2009年8月4日

973 OPTOPOL社OCT装置“スペクトラルドメイン SPOCT”を導入

本日、私たちの清澤眼科医院にOPTOPOL社OCT装置“スペクトラルドメイン SPOCT”を導入することができました。

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コペルニクス的転回と言いますが、コペルニクス的転回(-てきてんかい、独: Kopernikanische Wende)とは、哲学者のカントが自らの哲学を評した言葉です。コペルニクスは、それまでの常識であった地球中心説(天動説)に対して太陽中心説(地動説)を唱えた天文学者であり、世界観を変えるような認識の変化ということです。

なぜここで急にコペルニクスかと言いますと、今日購入した眼底カメラは原産国のポーランドではSOCT Copernicus と呼ばれる機械なのです。(⇒リンク

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このOCTという機械については、私も早くからその有用性に着目してまいりましたが、従来は高価な機械でなかなか導入ができませんでした。

今回、キャノンMJ社がOPTOPOL社製眼科機器の国内独占販売権を取得して高速・高画質なOCT装置“スペクトラルドメイン SPOCT”を発売したことによって、ドイツや米国製の機材よりも安価で、機能は見劣りのしない測定装置が手に入るようになったというわけです。

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キャノンマーケティングジャパン社が先に発表したプレスリリースによりますと、OCT装置は、患者さんの眼に弱い赤外線を照射しその反射を利用して黄斑や視神経乳頭など網膜の断層を検査する装置で、失明原因の上位の加齢黄斑変性や緑内障、糖尿病網膜症といった網膜疾患の診断に効果的です。

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OCT装置“スペクトラルドメイン SPOCT”は、毎秒2万5,000本のAスキャン(縦方向)が可能なスペクトラルドメイン方式を採用しており、これまで一般的であったタイムドメイン方式に比べ約60倍という高速でスキャンすることができます。

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網膜断層を短時間で撮影できるので、固視ずれや瞬きによる画像の欠落を防ぎ、網膜疾患の診断で求められる正確で高画質な断層画像が得られます。また、6マイクロメートルという深さ(軸)方向の高い解像力を備え
、網膜の各組織を高精細に撮影することが可能です。(ちなみに赤血球の直径が7ミクロンですからこの精度はもう顕微鏡なみということになります。)解析ソフトウエア上で高精度な3次元画像を復元し、微細な病巣を観察することもできます。

このほか、3Dスキャンとアスタリスクスキャン、シングルBスキャン、アニメーションスキャンの4種類のスキャンプログラムを搭載しており、被検者の症状に応じたOCT画像診断を行うことができます。

後はどこまでこの機械を私の診療所の職員が使いこなせるか?ということになるでしょう。

現在日本で入手可能なOCTにつきましては竹内先生がそのページに詳しく比較検討してくださっています。(⇒リンク)大変参考になります。

各図はOPTOPOL社のページから借用しています。

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今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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