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2009年5月12日

885 プール熱(咽頭結膜炎)のインタビュー記事の再録です

プール熱(咽頭結膜炎)の私がインタビューにお答えした記事ができたので、これを引用して紹介いたします。PDFを分解しましたので間違いがありましたら後で修正します。

素敵なマネーライフ より引用
ーーー引用開始ーーー

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vol 11

プール熱(咽頭結膜炎)

今月のDoctor清澤源弘(きよさわ・もとひろ)先生
清澤眼科医院院長。東京医科歯科大学眼科学臨床教授、日本眼科学会眼科専門医。「すべては患者さんのために」を医療の基本と考え、日々の治療に取り組む。
https://www.kiyosawa.or.jp/

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水遊びの気持ちよい季節、プールに入る機会も増えますが、そのぶん、プール熱に
感染する危険性も高まります。最近は、温水プールの一般化によって通年性の疾患となりつつありますが、それでもこの時期は十分な注意が必要。流行させないよう、一人ひとりの気配りが大切です。

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4歳になる息子の一番の楽しみは、保育園でのプール。毎日の水遊びを楽しみに登園しています。ただ心配なのは、園で毎夏のように流行するプール熱です。昨年は目が真っ赤に充血し、一週間も保育園をお休みしました。今年も感染するのではと、ヒヤヒヤしています。38(Hさん・会社員)

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のどの炎症や結膜炎に加え、高熱がでることも

夏のプール遊びは、子供はもちろん大人にとってもこのうえなく楽しい行事でしょう。だからこそプール熱の流行はしっかり防ぎ、夏のプールを心ゆくまで楽しみたいものですね。

プール熱は、プールを介して流行することが多いため、一般にはこの名で呼ばれていますが、正式名称を咽頭結膜炎といいます。その名の通り、40度もの高熱が4.5日前後も続き、同時にのどが腫れて痛み、両目もしくは片目が真赤に充血するのです。また、頭痛や寒気、鼻水、咳など一般的なカゼの症状も現れます。さらに、乳幼児では嘔吐や下痢をよくともないます。主な症状はのどの炎症と目の結膜炎で、これに加えて高熱が現れるケースが多くなります。

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なお眼科的には、感染性の強い結膜炎を起こすことから、流行性角結膜炎や急性出血性結膜炎などとあわせ、「はやり目」とも呼ばれています。

非常につらい症状が並ぶ感染症ですが、今のところ特効薬や予防薬がありません。ですから治療は、症状や二次感染を抑えるための対処療法がメインです。たとえば眼科的には他の菌との混合感染を防ぐため、抗菌点眼薬を1日3回程度使います。全身的には内科医や小児科医の指示にしたがい、脱水に注意して回復を待つことになるでしょう。

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感染場所はプールだけではない

プール熱を起こす原因は、感染力の強いアデノウイルスです。ただしこのウイルスは、症状を起こすまで潜伏期間が4.7日もあります。この間は自分が感染していても気づかないため、流行を広げる手助けをしかねない怖さがあります。夏の流行を防ぐためには、せめて発症したら他の人へうつさないよ う、一人ひとりが感染対策を十分に行うことが何よりも重要なのです。

アデノウイルスは、感染した人の手や涙を介して他の人へとうつっていきます。つまり、感染場所はプールだけではなく、プールの外でも感染する可能性があるのです。たとえば、プール熱の人がさわった場所に触れ、その手で自分の目をこするだけで感染します。電車やバスのつり革、ドアのノブなど、誰が触れたかわからない部分は要注意です。アデノウイルスは乾燥にも強く、一度ついた菌は1週間以上も生き続けます。100度の熱を3秒、もしくは   度の熱を5分程度もかけて消毒しなければ、このウイルスは死なないのです。 

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もしも発症したら! 人にうつさないための対策法

1、目をこすったりさわったりしない
2、石鹸・流水で手をこまめに洗う
3、手洗い後はペーパータオルの使用がベスト
4、手洗い後は蛇口に熱湯をかける
5、目やにや涙をふいたティッシュペーパーは
6、ビニール袋に入れてから捨てる
・症状が重いときは入浴を控える
・入浴の際は最後に入り、浴槽の湯は毎回かえる
7、家族のものと別々に洗濯し、日光によく干す
8、目薬は患眼だけにする
9.学校や仕事は医師の許可がでるまで休む
10、プールは医師の許可がでるまで禁止

プール熱は、冬に流行するインフルエンザと同様に、学校伝染病に指定されています。医師が他の子へうつす心配がなくなったと診断するまで、登校や登園は禁止されます。大人はここまで制約されませんが、もしも発症したら他人へうつす危険性が高いことを一番に考えて、医師の診断にしたがって職場復帰するようにしてください。

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自分が感染源にならない 1 
プール熱などの感染症にかかったら、病気を他の人にうつさないことが最も大事。上記の10項目は少々手間ですが、しばらくは対策をしっかり行ってください。また、家族で1人でも発症したら、他の人も感染している可能性は大。とくに幼い子は免疫力が未熟なため、感染するものと考えて対処を。なお、医師の指示にしたがってきちんと治療をすることも大切です。

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人から菌をもらわない 2 
プール熱にかからないためには、プールでのタオルの貸し借りは絶対にやめましょ
う。水泳後はうがいとシャワーをきちんと行い、のどや体を清潔にすることも大切で
す。なお、プール熱は外出先でうつることも。流行性の結膜炎の人がふれた物を触
り、その手で目をこすれば感染する可能性は大。ふだんから目をさわったりこすったりしないことも重要な予防策です。

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目は洗わないほうがよい 3 
水泳後、洗眼はしないほうが吉。目の表面は涙の層に守られています。水で目を洗うとその大切な涙の層が壊れてしまい、かえってウイルスに感染する危険性が高まりかねず、現在、洗眼はすすめられていません。目には常に新しい涙が分泌されているので、水泳後は清潔なタオルでそっとふいてあげるだけでよいでしょう。なお、透明な小さなコップなどで目を洗う行為も、目の健康にはよくありません。

文・高田幸絵 イラスト・ハヤシフミカ 

ーーーーー引用終了ーーーー
いよいよ夏が近づいてきました。プールなどでの感染症にも気をつけて元気でお過ごしください。 

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今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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