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2009年1月23日

773 眼と紫外線: 紫外線の眼への影響が知りたい 

このテーマは早い時期つまり2008年10月に考えていたのですが、偶然似たテーマでの質問の答えが求められましたので、その答えを記載してこの箱が空いてしまいました。そこでその質問とお答をここにも掲示することにします。

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紫外線と眼 (はつらつ 40号(2009年3月発行予定))

紫外線の眼への影響が知りたい
 両目に強度の近視(0・01以下)があり、ふだんは使い捨てのコンタクトレンズを使っています。これ以上眼が悪くなってはいけないと気をつけているのですが、紫外線対策が十分かどうか気になっています 。紫外線と視力の関係について、また視力を守るために紫外線対策としてどんなことが必要でしょうか。日常心がけたいことなどアドバイスをお願い致します。(29歳・女性・会社員)

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お答:
紫外線は、太陽光スペクトルで青の外側に有る目に見えない光線です。眼の前面でほとんどが吸収され、一部だけが網膜に達します。紫外線は目の加齢の原因となり、多くの眼疾患を起しますが、適切な帽子やサングラスで防護できます。
日光の紫外線は、波長が320~400ナノメートルで皮膚の加齢と皮膚癌に関連するUV-A(A紫外線)と、波長が280~320ナノメートルで日焼けと癌を引き起こすUV-B(B紫外線)に分けられ、UV-Bがより強い害を与えます。UV-Bの大部分は角膜と水晶体で吸収されてその組織の障害を起しますが、網膜はほとんど傷つけません。UV-Aは低エネルギーですが、眼には深くまで浸透します。日光はUV-Bよりも多くのUV-Aを含んでいます。

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紫外線に関連した目の病気には、白内障、翼状片、瞼の癌、角膜糜爛および角膜の退行変化などがあります。白内障は何年にもわたって進行する目の中のレンズの混濁で、視力障害を起こします。加齢黄斑変性は50歳以上の人に視力障害をおこす網膜の変性で、紫外線暴露に関連があります。翼状片は角膜に向かって白眼から増殖した組織で、戸外で作業をする職業の人に多く、紫外線が関与します。過度の紫外線への暴露は、瞼や顔面の皮膚癌も起こします。光に因る角膜炎は、保護眼鏡を着用せずに砂浜や雪原で長い時間を過ごして過度のB紫外線に暴露すると生じて1~2日間は非常に痛く、一時的な失明状態をもたらします。

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日光への眼の露出は紫外線眼障害の危険を増します。紫外線は雪面や、砂などの表面で反射されるので、紫外線障害のリスクはプールや雪山では特に高く、また低緯度の赤道付近や高山で日光を浴びることも危険です。

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紫外線は太陽から直接目に入るだけではなく、雪や砂などの表面からも目に反射して入ります。つばの有る帽子と保護眼鏡とで紫外線が防御できます。つばの広い帽子は、紫外線の約40パーセントを妨ぎます。サングラスは、紫外線全体の95パーセント以上を吸収し、安定して目全体を覆うものが良いでしょう。

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はつらつ春 号
「ココロとカラダの健康相談室」への私の回答です

□媒体名:はつらつ(季刊誌、B5版20ページ、健保組合被保険者向け)
□読者層:二十歳代~四十歳代後半、就業中の女性向け。健康増進を目指し、今の私のままでもっと健康に、をテーマに様々な角度からテーマを設定しております。
□発行部数:約30,000部
□掲載号:はつらつ春号(09年3月発行)
□掲載ページ:はつらつ相談室。読者からの健康上の質問に答えるページ。
□掲載内容:質問文、回答本文、先生のお名前、肩書き
□依頼事項: 別紙質問についての回答
□はつらつ春号 ココロとカラダの健康相談室 質問

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今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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