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2008年12月22日

749 老眼かと思っていたら実は重大な眼疾患!!(AGから)

749 老眼かと思っていたら実は重大な眼疾患!!(AGから)(2015.4.11復旧)
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アサヒ芸能という週刊誌の記者さんから取材を受けこの記事ができました。老眼かと思っているとそれ以外の重大な疾患であることがありますのでご注意くださいというのがこのお話の要点です。アサヒと名前が付いていますが出版は徳間書店です。
雑誌の刊行を待って引用掲載させていただくことにいたします。

ーーー引用開始ーーー

 最近物が見えにくい、俺もいよいよ老眼か、と感じたら要注意。そこには失明の恐れもある目の重大な病気が潜んでいるかもしれないのだ。老眼と目の怖い病気との見分け方を専門医に聞いてみた。
     *

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 デザイナー事務所に勤務するRさん(51)は、自分は老眼である、という思い込みから、視力が取り返しのつかないレベルまで低下してしまった。
 Rさんは1年半ほど前から、新聞や雑誌の細かい字が読みづらく、文字がちらついたり、行を読み飛ばすことが増えてきた。老眼鏡には抵抗があったので、裸眼で対処していたが、無理をして見ているせいか、肩凝りや眼精疲労の症状もでてくるようになった。
 仕方なく、老眼鏡を作るために眼科を受診。10年ぶりに目の検査を受けた結
果、「左目の緑内障」と診断された。Rさんの緑内障は、かなり進行していて、発症している方の左目はほとんど見えない状態だった。

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 清澤眼科医院院長で東京医科歯科大学臨床教授を兼ねる清澤源弘氏は言う。
「視界がかすむ、曇って見える、ゆがんで見えるなどの『視力低下』を感じても、老眼だからと放っておく中高年の人はかなり多い。しかし、これが目の重大な病気の見落としだったというケースは珍しくないので
す。老眼は、目のピント合わせをする水晶体の弾力性が低下して、調節力が弱まるために近いところが見えにくくなる状態です。目の老化現象のひとつと言われています」

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 清澤院長はさらに続ける。
「緑内障は、視神経が何らかのダメージを受けて視野が徐々に欠けていき、やがては失明に至る怖い病気。たいていは、両目一度に発症するのではなく、片目ずつに発症します。進行スピードが一般的にゆっくりであること、緑内障によって視力が落ちた目を、正常な方の目で補い合うため、見えにくくなっていることに気が付かないことが多いのです。前兆として感じる症状には、目がかすむ、細かい字が見えにくい、老眼鏡なしで、新聞が読めない、読書中に文字を飛ばしてしまう、目が疲れるなどがあります。いずれも老眼と間違いやすい症状だけに、より注意が必要です」

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 緑内障は、失明の進行を遅らせることはできても、緑内障で失った視力を取り戻すことは難しい。早期発見するためには、年に1回の眼底検査を受ける。特に、緑内障発症のリスクが高い糖尿病患者、家族に緑内障がいる・いた人は定期検査を必ず受けることだ。

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 老眼と間違う目の病気として「加齢(かれい)黄班(おうはん)変性症(へんせいしょう)」「中心性漿液性脈絡網膜症」も考えられる。
「『加齢黄班変性症』は、網膜の中で物を見る重要な役割を果たす“黄班”が傷付くために、急激な視力低下を自覚します。症状が進行すると視力を失う可能性もあります。物を見たときに中心部がかすむ、何となく見えにくいと感じている人は、加齢黄班変性症を疑ってみてもいいでしょう。

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 一方『中心性漿液性脈絡網膜症』は、網膜の黄班部分に水が溜まり、網膜がドーム状に剥離する疾患です。物がゆがんでみえてきた。視野のまん中が見えにくいなどの症状が表れます。原因はわかっていませんが、ストレスなどが引き金となって発症すると言われています」(清澤院長)

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 前者は高齢者に多く、後者は20~50歳の人に起こりやすい。いずれも、男性の発症頻度の方が高いことがわかっている。
 清澤院長はこの2つの病気について次のように警鐘を鳴らした。
「中心性漿液性脈絡網膜症の場合は、多くが何も治療せずにいても3~6カ月くらいで自然に治る病気です。ただ、経過が長引いたり再発を繰り返すと、視細胞の機能が低下して、視力が元通りにならないこともあります。より注意が必要なのは、加齢黄班変性症です。欧米では(先天的でない)中途失明原因の第1位になっています。高齢者の病気とはいえ、50~60代で発症する人もいますから、失明に至る前に早く手を打たなければなりません」

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 そして加齢によって引き起こされる最も代表的な目の病気が白内障。
 白内障は、目の中のレンズである水晶体がにごり、物がかすんだりぼやけて見えたりする病気だ。
「年ととるにつれ水晶体がにごってくるので発症率が高くなるのです。ただ、糖尿病などがある方ですと年齢は関係なく白内障の進行度も早くなります」(清澤院長)

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 糖尿病を患っていると合併症による失明の危険がある。糖尿病を患っていた出版社勤務のYさん(58)がそうだった。
 3年前に白内障と診断され、医師から「レーザー治療が有効ですが、今の段階ではまだいいでしょう。見えにくくなったら病院に来てください」と告げられた。
 3カ月ほど前から、Yさんはひどい目のかすみを感じるようになり、これまでは時々かけていた老眼鏡が手放せなくなった。Yさんは、「そろそろレーザー治療が必要な時期だろう」と考えて病院を受診したところ、「なぜもっと早く来なかったのか。ほとんど失明に近い状態です」と医師に叱られた。白内障以外の原因で視力が低下していたYさんの右目は、糖尿病合併症による「糖尿病網膜症」だったのである。糖尿病網膜症は、網膜から出血し網膜剥離を起こす病気である。

 清澤院長は最後にこう語った。
「中高年の方ですと老眼もある年齢ですから、目の病気との区別が難しい。治療しても元に戻らない不可逆的な状態に進行する場合もありますので、自己判断せず、必ず眼科で検査を受けてください」
“見えにくい”を甘く見ると取り返しのつかないことになりかねない。
ーーーー引用終了ーーー

という訳です。

軽い病気、年をとれば誰でもかかる病気と勝手に思っていますと、治療が可能で進行すると大変なことになるという病気であることがしばしばあります。異常を感じましたら早目の受診をお勧めいたします。

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今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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