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2008年12月21日

748 紫外線の眼への影響とその防御に関するお話

先日は紫外線を取り除く蛍光灯の話題をご紹介しましたが、今回は紫外線の眼への影響とその防御に関するお話を紹介いたしましょう。
オーストラリア眼鏡士協会のページなどを参考にしています。
http://www.optometrists.asn.au/eyevision/consumers/uv)

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紫外線は、太陽光線スペクトルの青の外に有る、目には見えない高エネルギーの光線を包括的に呼ぶ呼び名です。その一部は網膜に達しますが、目の前面でほとんどの紫外線は吸収されてしまいます。日光の紫外線は人の視覚には役には立ちません。
目による紫外線吸収が目の加齢変化の原因となるという十分に科学的な理由があり、それに関連する多くの重大な目の病気があります。

ひさしの有る帽子をかぶったり、サングラスを使用するなどの簡単で、安全で、かつ安価な方法で眼を保護する事が出来ます。

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紫外線の目への影響
日光の紫外線は皮膚の加齢と皮膚癌に関連する紫外線AUV-A(320~400ナノメートル)と日焼けと癌を引き起こす紫外線BUV-B(280~320ナノメートル)に分けられます。
基礎研究と臨床経験によると、エネルギーが高いのでUV-Bのほうがより強い害を与えます。角膜と水晶体はUV-Bの大部分を吸収します。 したがって、紫外線は、これらの組織への障害をもたらしますが、通常は網膜を損傷しません。しかしながら、純粋な紫外線に暴露すれば、網膜も損なわれるかもしれません。紫外線Aのエネルギーは低値ですが、目に深くまで浸透し、眼を傷つけるかもしれません。

日光は紫外線Bよりはるかに多くの紫外線Aを含んでいます。紫外線Aも紫外線Bも共に目の健康への効果は有りませんし、視覚にも貢献しません。太陽光からの最適な保護は、AB両方のタイプの紫外線を安全量にまで減らすことでなされます。
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紫外線に関連した目の病気

紫外線は白内障、翼状片、目の癌、角膜糜爛および角膜の退行性変化を含む様々な目の異状を起こします。
白内障は視力障害を起こし、世界中での盲目の主要な原因でとなっています。白内障は何年もかかって進行する目の中のレンズの混濁です。 実験的研究によれば、紫外線は重要な白内障の原因です。疫学的研究では、白内障のあるタイプは紫外線Bへの被爆歴と関連しているようです。

加齢黄斑変性症も50歳以上では視力障害の大きな原因で紫外線暴露に関連があります。実験では紫外線への暴露は網膜組織を冒します。その結果、科学者は慢性の紫外線への露出が網膜の加齢変化に関連すると考えています。

翼状片は角膜の上に広がる白眼からの組織の増殖で、それが視力を下げる事の有ります。翼状片は眼への刺激感の原因ともなります。日光を浴びて戸外で作業し、風を受ける職業の人に多く、その発生には紫外線が関与しています。手術で取り除くことができますが、しばしば再発し、美容上の問題となりますし、大きくなれば視力障害を起こすことが有ります。

過度の紫外線への暴露は、瞼や顔面の皮膚癌を起こします。

光に因る角膜炎は本質的には過度の紫外線Bへの暴露で生じる角膜の可逆性な日焼けです。目に保護眼鏡をせずに砂浜やか雪原で長い時間を過ごすと発生します。 それは、1~2日間は非常に痛く、一時的な失明状態をもたらします。また、紫外線Bへの長期の露出は角膜周辺の白濁(老人環)など角膜の退行性変化をもたらすともいわれています。

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危険因子
日光に関連して起きる目の異状には、誰も免疫を持つ事は出来ません。紫外線に当たると、いつかは視力障害が起きるかも知れません。

目の日光への露出を増加させる要素は、紫外線からの目の障害の危険を増加させます。
仕事での、娯楽でも日光への長時間の暴露は個人の紫外線被爆のリスクをもっとも高めます。

紫外線は雪面や、水や砂などの表面で反映されるので、紫外線障害のリスクは砂浜や舟遊び、登山では特に高いのです。高山や赤道付近も紫外線が強いです。

子供の紫外線障害リスクは大人達より高いと考えられます。子供は通常、野外でより多くの時間を過ごすからです。
そして、彼らの目の構造は紫外線の透過性が大きいのです。目への紫外線障害は、長期に亘って累積しているかもしれず、後に症状が現れるかもしれません。
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紫外線防御

紫外線は太陽から直接眼に入るだけではなく、地面、特に水、雪、砂その他の明るい表面から目に到達します。
つばの有る帽子と、空からの紫外線を吸収する眼鏡で紫外線防御を擦ることが出来ます。つばの広い帽は、およそ40パーセントの紫外線を妨ぐ効果を持ちますが、学校内の環境では帽子だけでは足りないという説があります。
紫外線吸収眼鏡は眼の周りを広く覆うようなものであれば、最も強力な保護具です。論理的には、処方箋眼鏡であれ、コンタクトレンズであれ、人工水晶体であっても、眼鏡類は紫外線全体をさえぎるでしょう。紫外線吸収素材は、現在使用中のほとんどすべての光学用材料に組み入れることができ、安価であり、視覚を妨げません。紫外線からの保護の度合いは、眼鏡の価格には相関しません。
偏光性能によるか、感光性に黒さを増すかという機能は、サングラスの付加的な機能ですが、それ自体は紫外線防御機能を持ってはいません。紫外線全体の95パーセント以上を吸収するサングラスを掛けると良いでしょう。

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サングラスは、安定していて目の全体を覆うものが良いです。更なる眼の保護のためには、紫と青の光の透過を抑えるレンズが網膜保護のためには良いでしょう。
サングラスのレンズは信号などの物の色の認知に影響する程に濃くは着色すべきではありません。
可視スペクトルは、ギラギラと眩しい光を防ぎ、細めることを快適に避けるのによいレベルにまで引き下げるようにするべきです。しかし、まぶしさと紫外線は元々別の事柄です。
 また、度入り眼鏡を野外で使う人は、紫外線を吸収するレンズを使用するべきです。

オーストラリアの眼鏡士協会のページを見ますと、子供が野外に居るときはいつも、帽子をかぶらせて、サングラスで子供の目を紫外線から保護するのが賢明であると記載しています。

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子供のためのサングラスや眼鏡は、衝撃からの保護のために、ガラスよりむしろプラスチックかポリカーボネートで作られたレンズである事が多いです。
野外で、遠距離にあわせた処方眼鏡を使う子供には、一般に、帽子の着用と共に紫外線防御能がある透明な眼鏡を使用する事で良いでしょう。しかし、感光性に着色するサングラスや、処方サングラスは、まぶしさの防止と目の安らぎには有用です。子供のためのすべての遠距離用処方眼鏡はレンズ内か紫外線保護塗装を使って紫外線からの保護をするのが良いでしょう。

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今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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