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2008年11月25日

727 インフルエンザは何日で家族にうつる?という記事を見ました

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当医院でも先週中に職員のインフルエンザワクチンの投与を終え、インフルエンザへの防御を固めました。そこで、メールを見ていましたら、日経メディカルオンライン2008. 11. 7にインフルエンザは何日で家族にうつる?というちょっと興味をひかれる記事が出ていました。著者に敬意を払って紹介しますと、株式会社日本医療データセンター社長の木村真也氏です。

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 ”ある同じ健康保険組合に所属する約33万人のレセプトを調べてみた、インフルエンザ(ICD-10[国際疾病分類第10版]:J101、J111)で医療機関を受診した患者数の分析です。レセプトデータだからこそ分かるこの一例が、インフルエンザでいえば、家庭内感染の実態です。”と紹介しています。

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”入院外(外来)のレセプトを、すべて家族(世帯)単位にまとめ、インフルエンザのシーズンを11月~翌年3月として、同一世帯の中でシーズン最初にインフルエンザで医療機関を受診した人を特定します。その診療開始日と、ほかの家族構成員がインフルエンザで診察を受けた日との間隔を測定”して見せています。

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そこで重要なデータが、”図2 同一世帯における最初のインフルエンザ受診者と2番目の受診者の間隔日数の分布です。 保険証の記号・番号が同じ集団を家族(同一世帯)として、インフルエンザでの診療開始日の最も早い人を起点に、ほかの家族の診療開始日までの日数を計算”して見せています。

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”1シーズン中に同一世帯で複数のインフルエンザ受診者が記録されていたケースは、5113組。そのすべてについて、2者の受診間隔日数をグラフにしたのが図2です。ピークは2~3日にあり、2週間後までなだらかに下がっていきます。一般にインフルエンザは、感染から発症までに1~3日ほどの潜伏期間があると言われていますから、1人目が発症したときにすぐに家族内での感染が起きているとすれば、受診間隔2~3日で話は合います。”

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”1週間を過ぎているものは、家族内感染ではなく外から持ち込んだものや、子供→母親→父親といった形で順番に感染したので最初の感染から時間が経っているものを含んでいるものと考えられます。”と分析しています。

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この後も分析が続くのですが、
”家族内の最初の患者が大人だと、2~3日目のピークが高くなる、つまり発症(受診)までの期間が短いケースが増える傾向にある。つまり、大人から始まったインフルエンザは、一気に家庭内に蔓延しやすいということになります。”それを、”最初の患者が母親の場合、家事や子供の世話をしなければならないので床に伏せっていることはできず、すぐに父親や子供に病気がうつってしまうということかもしれません。”と説明しています。

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 ”一方、実数で見ると、大人を起点とした家族内感染は全体の15%(n=777)ほどしかなく、子供を起点とするものの方が圧倒的に多くなっています。学校で集団感染しやすいといったことが主な理由かとは思います”

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この記事は控えめに評論してますが、”お父さんは、インフルエンザにかかっても出勤してしまっていて、家族内感染の原因になっていない”というわけで、起きられなくでもならない限り勤務に出なくては、会社の仕事が回らないというのが世の常識ではないでしょうか。

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一方、学童の場合にはインフルエンザは流行性角結膜炎と同じで学校伝染病ですから、それに罹患したことがわかった場合には、期末試験であろうが、クラブであろうが、学校への登校は主治医から完治した証明書をもらえない限りできないようになっています。

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今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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