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2008年11月3日

712”7カ所診療断られ妊婦死亡 医師不足、研修医が当直 緊急対応指定の都立病院 脳内出血、赤ちゃん無事”の記事に接して

◎墨東病院を初めとする都内いくつかの病院で診療を断られて、その後墨東病院で出産後お亡くなりになった脳内出血のお母さんの話題が新聞をにぎわせています。その患者さんとご家族には心からお悔やみを申し上げます。(7カ所診療断られ妊婦死亡 医師不足、研修医が当直 緊急対応指定の都立病院 脳内出血、赤ちゃん無事⇒リンク

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一般の市民や患者さんには病院がけしからんというご意見もおありでしょうが、本質はそこにはありません。
私は政治的発言をなるべく避けて参りましたが、状況が此処まで来てしまいました。現在公的な病院のこって居るのは教授(部長)と初期研修医だけという、完全な中抜け状態なのです。これが立ち去り型サボタージュとも呼ばれているもののもたらしたものです。
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医師の不足といわれますが、数の不足ではなく、余りの悪い待遇に中堅の医師が立ち去っているのです。この医師不足では、病院に残った医師に外来の診療も、当直も急に集中します。当直の翌日も休みはもらえず、平常の診療が待っています。また従来から夜まで残って仕事をしても全く残業代も払われないといったひどい状況が病院医師を襲っています。現在の状況が続く限り今の病院医療の崩壊は行くところまで進むでしょう。

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私たち開業医は私たちの手の中で対応できる軽症を扱えるだけですから、手術の必要なものなど重症例は近隣の病院にお願いするしかなく、すべてを彼らに依存しているのです。週に一日、ボランティア待遇で大学の専門外来診療のお手伝いをするなど、私たちも出来るだけのお手伝いはしています。
それに付きましても、日本の勤務医の給与水準はひどいものです。市民の皆さんの病院医師に対する暖かいご理解を戴きたいと思います。

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そう、私が見るに見かねて”271 目前に迫った日本の医療崩壊”という記事を書いたのは墨東病院が正常分娩の取り扱いをやめたと聞いた2007年01月29日でした。よろしければこの昔の記事もご覧下さい。⇒リンク”

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今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

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