お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2008年10月28日

707 眼瞼けいれん 中年が気になる目の病気 (日刊ゲンダイ 2008年10月28日記事)

”中年が気になる目の病気 眼瞼けいれん”が日刊ゲンダイの井上克典記者の手で2008年10月28日の記事になりました。このインタビューは先週、当医院で行われました。

1
ーーーーー引用開始ーー
中年が気になる目の病気

眼瞼けいれん

1回のボトックス注射で〝治る〟患者もいる

2
 眼瞼けいれんというのは、両方のまぶたの筋肉がけいれんし、目が開けにくくなる病気です。全国に30万人以上の患者さんがいて、主に40代以上の中高年が発症、患者さんの3割が男性です。
 まぶしい、目が乾くといった症状で始まり、やがて目の周りがぴくぴくして目を閉じていたくなります。一部の睡眠薬などによる薬剤性眼瞼けいれんを除き、原因はハッキリしません。

3
 進行すると、視力はあっても目が開かなくなって〝失明状態〟になります。そのため職を失う人も少なくありません。
 飲み薬や外科手術による治療法もありますが、いまはボトックス注射が主流になっています。ボトックスは毒性の強いボツリヌス菌の培養液から抽出された薬剤で、注射された筋を麻痺させる働きがあります。

4
 まぶたなど数カ所に注射すると、9割以上の患者さんに有効です。
 その効果は3~4カ月しか持続しないともいわれますが、私の患者さんのデータでは、56%の患者さんでは注射間隔が6カ月未満、8%では7~24カ月でした。さらに、36%の人が1回の注射での症状改善に満足し、その後の治療をしませんでした。
 難点は注射1回分に約3万円(3割負担の場合)かかること。ただ、飲み薬を併用することで、注射の間隔を延ばすことはできます。

5 今年初めに美容整形のしわ取りなどのボトックスにより、死亡など深刻な副作用が報じられました。しかし、微量で顔面の浅い筋に使う眼瞼けいれん治療では、そうした報告は一切ありません。安心して受けられる治療法です。(清澤眼科医院・清澤源弘院長) =月曜掲載
ーーーー引用終了ーーーーー

6
この内容は先日行われた日本臨床眼科学会のシンポジウムの私の発表内容を聞いていただいて記事にしていただいたものです。

ボトックス治療をお勧めすると”3月ごとに受けなくてはならなくなるから”といって嫌がる患者さんがいます。治療をしなくては良くはならないわけですし、36%の人が1回の注射での症状改善に満足し、その後の治療を必要としなくなるわけですから、患者さん本人にも悪くない試みだと思います。

7
 最近、この疾患を知っていただこうというマスコミを通じた広報活動の結果、多くの患者さん(多い日には日に3人から5人もの新患)が”私も眼瞼痙攣ではないか?”といって当医院を訪ねてくださいます。しかし、実際にボトックスの投与にいたるのはその半数程度です。

 その他の方々には、ドライアイや眼瞼ミオキミア(波動症)などが見つかり、それぞれに適合する治療が開始されています。

 私も眼瞼痙攣ではないかと感じることが有りましたら、ぜひ一度ご相談ください。
8
若倉先生の考えた眼瞼痙攣自己評価表を示しておきます。
: 眼瞼痙攣自己診断(治療前用)
次の項目で、自分であてはまると思われるものに○をつけてみてください

1、(○)まばたきが多い。
2、(○)外に出ると、または屋内でもとてもまぶしい。
3、(○)目を開いていられない、目をつぶっていたい。
4、(○)目が乾く、しょぼしょぼする、痛いなど、いつも目の事が気になる。
5、( )人ごみでも人や物にぶつかる、またはぶつかりそうになる。

1
6、( )電柱や立木、停車中の車ぶつかったことがある。
7、(○)太陽や風、階段の昇降が苦手で外出を控えている。
8、( )危険を感ずるので車や自転車の運転をしなくなった。
9、( )手を使って目を開けなければならない時がある。
10、( )片目をつぶってしまう。

2
このように丸が付けば5点です。
○の数が、0個なら正常、1~2個なら眼瞼痙攣の疑い、そして3個以上なら眼瞼痙攣の可能性が高いとして、○が1個以上あれば次の検査に進みます。

3
 私も眼瞼痙攣ではないかと感じることが有りましたら、ぜひ一度当医院にお電話のうえ、御受診なさってみて下さい。きっと目が開きやすく出来ると思います。

best doctors logo vertical (ベストドクターズとは)

今日も最後まで眼を通してくださりありがとうございます。

管理頁
清澤眼科医院通信最新ページへ(リンク)します

Categorised in: 未分類