お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2008年8月12日

637 視神経乳頭メラノサイトーマという疾患

視神経乳頭のメラノサイトーマという疾患があります

meこの例では網膜の下に色素を伴う組織が広がっているのが見えます

melこの例では、乳頭上の黒い病変が比較的大きいです。(出典)
黒色細胞腫と訳します。
(黒色腫と言うものは通常悪性であって、この黒色細胞腫は良性です)

今日そのような眼底の所見を持った患者さんが受診しました。コンタクトレンズを作ろうとして偶然に見つかったという事で特に訴えを持ってはいません。

眼底写真を撮ってみますと、黒い色素を伴い、表面が隆起している病巣を片眼の視神経乳頭上に示す患者です。この診断は、メラノサイトーマ。網膜色素上皮の過形成、先天性の網膜色素上皮過形成、網膜と色素上皮の混合した過誤腫、メラノーマ(黒色腫)が鑑別診断に挙げられます。

。(出典)
メラノサイトーマは良性で色素の多いメラノサイトから発生する腫瘍です。これは色素母斑(ほくろ、黒子)の一種です。しかしこれは悪性化することがまれにあるという報告が有り、そのれが病理学的に確定診断できるということです。男女の頻度には差は有りませんが、黒人には多く見られます。しかし、黒人での悪性黒色腫は大変稀です。
マリオット盲点の拡大が最も多くみれれる視野の変化です。特に大きなものを除くと症状の訴えは無く、普通の眼底検査で偶然に見つかるものですから、この疾患が見つけられても経過観察をして拡大してくるなどの動きが無ければ、特に心配する事はないといってもよいでしょう。

Categorised in: 未分類